新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、
医療崩壊を防ぐ

日本、そして途上国の医療現場で、新型コロナウイルスの脅威に立ち向かいながら、患者さんを守るために日々医療従事者が闘っています。
医療崩壊を防ぎ、「医療の届かないところ」を作らない。
ジャパンハートは日本の医療崩壊を防ぐための緊急支援活動、アジア途上国での感染拡大を防ぐための医療支援活動を行っています。

最新の活動レポートはこちらから

主な活動

医療支援活動

1) 水際作戦「コスタ・アトランチカ」乗組員への医療支援活動
2) 武蔵野中央病院への医療支援活動
3) 老健太陽におけるコロナ対策医療支援活動
4) 医療者を福祉現場に派遣 感染対策の輪を広げる
5) 東南アジア貧困層への感染対策

医療物資による支援活動

・マスクの医療機関への配布「#マスクを医療従事者に」プロジェクト

法人様と連携した支援活動

・マスク以外の医療物資の医療機関への配布
・「ジャパンハートソーシャルネットワーク」

活動内容

1)水際作戦「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動医療チームを派遣

ジャパンハートがRIKAjob(※)を通して医療者派遣を行ってきた長崎県から、集団感染が認められた「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する強い要請を受け、4月29日~5月18日の期間で医療チーム(医師・看護師)を派遣し、「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動を行いました。
本プロジェクトは長崎県内の感染者受け入れ可能病床数が限られている状況のなか、医療崩壊を防ぐための水際作戦です。

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

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・5月1日(金)
水際作戦「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動医療支援チーム派遣を開始
・5月2日(土)
「コスタ・アトランチカ」支援、支援の幅を拡大。船内活動を開始
・5月6日(水)
医療支援チーム第二陣到着
・5月11日(月)
野田看護師レポート「最前線の現場で活動する人は、優しくて温かくて、強さを持っている方々です。活動を終えたいま、このことが強く心に残っています」
・5月12日(火)
大江医師レポート「長崎にて、コスタ・アトランチカ号の医療支援第二陣に参加しています」
・5月13日(火)
角田看護師レポート「長崎との繋がり、カンボジアに届く段ボール」
・5月19日(火)
小林看護師レポート「今自分にできること」
・5月22日(金)
杉本ロジスティックスレポート「コスタ・アトランチカ」緊急医療支援活動にロジスティックスとして参加
・5月26日(火)
佐々木ロジスティックスリーダーレポート「初動から活動終了まで」

※RIKAjobとは、ジャパンハートがプロディースする離島・僻地 医療 看護師を支援する求人サイト。「働くことが支援になる」を理念に、看護師、離島・僻地地域医療の現場が共に豊かになる社会貢献を通した新しいライフスタイルを提案します。
https://rikajob.net/

2)武蔵野中央病院への医療支援活動を開始

武蔵野中央病院(東京都小金井市)では、院内感染発覚後、一部の人材派遣会社が出勤を見合わせ、濃厚接触したスタッフの自宅待機に起因する医療者不足という深刻な問題に直面しています。このような状況を受け、ジャパンハートは長崎のコスタ・アトランチカ号での緊急医療支援活動を通して感染症対策の知識を得た医療者と、調整員を、6月5日~30日の期間で医師1名、看護師5名、調整員1名を派遣し、院内感染に伴う院内の医療者不足を補う形で支援を行います。活動として、感染症患者の発生した病棟に人的リソースが割かれているため、その他の病棟の人手を補うための医療支援活動にあたっています。

看護師 梅野さんのレポート / 新型コロナウィルスの院内感染が発生した「武蔵野中央病院」への医療支援活動

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国際緊急救援 佐々木のレポート (2020.07.05)
和気看護師のレポート (2020.07.10)

令和2年7月豪雨緊急救援活動を進める中、熊本県からの要請を受け県内2例目のクラスター(感染者集団)発生中の山鹿市の介護老人保健施設「太陽」における医療支援活動を開始しました。施設には、看護師3名、調整員1名を派遣し、厚生労働省傘下の災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team、通称DMAT)と協同し、陽性者の搬送調整をはじめ感染管理や施設支援活動を行なっています。

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ 老健太陽におけるコロナ対策医療支援活動

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下瀬看護師レポート/老健太陽におけるコロナ対策(2020.08.10)

新型コロナウイルスの脅威と戦っている場所の1つに「福祉現場」が挙げられます。高齢の方、障がいを持つ方、持病のある方、認知症を患っている方、福祉の現場で働く方々は、常に利用者の方々と密に接する必要があり、その中での感染対策に頭を悩ませています。
多くの利用者の方々が集まる福祉現場で感染が起これば、クラスターが発生する可能性もあります。福祉の崩壊が起きれば、行き場のない利用者の方々や、ご家族の方々がたくさんいる。そんなプレッシャーを抱える現場の方々が全国で戦っています。
ジャパンハートは、長崎県でコスタ・アトランチカ号の乗組員に対して医療支援活動を行った経験を活かし、全国の福祉現場にも感染対策のノウハウを伝えるために、医療者の派遣を開始しました。

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

本活動は、公益財団法人風に立つライオン基金様と共同で実施をしています。
お問い合わせは、公益財団法人風に立つライオン基金様へお願いいたします。

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5)東南アジア貧困層への感染対策

ジャパンハートの海外活動地であるミャンマー・カンボジア・ラオスの各国は、医療体制が脆弱であり、人口当たりの病床数、医師の人数が極端に少なく、高度医療施設も限られているため一度感染が拡大すれば、取り返しのつかない事態になります。
ジャパンハートでは、貧困層の人々への感染防止対策を実施しています。現在、ジャパンハートの活動する、ミャンマー・カンボジア・ラオスでは、爆発的な感染拡大は発生していませんが、この感染対策は、第2波、第3波に向けて、中長期的に実施していく必要があります。

新型コロナウイルス感染疑い患者の受け入れ体制を整える
・熱などの症状がある患者さんが来院した時の対応マニュアルを作成
・病院内のレイアウト変更(一時隔離スペースを設置、診察室・病棟のスペースをあけるなど)
・導線の変更により、室内の人同士の接触を減らす
・入口でのスタッフ・患者・家族の検温を実施

病院スタッフの訓練
・個人用防護服の着脱訓練の実施
・新型コロナウイルスに関する勉強会の実施

また、上記のような感染対策を進める一方で、通常の医療活動に影響が出ています。
カンボジアのジャパンハートこども医療センターでは、予定していた日本の医療チームの渡航が困難となったため、小児がんの患者さんの手術が実施できていません。抗がん剤による化学療法を継続しながら、手術を待っています。ジャパンハートでは、急ぎ手術が必要な患者さんのため、外科医に入国してもらい、手術してもらう方法を模索しています。

さらに、海外でも、マスク・アルコール・手袋などの医療物資や一部の医薬品が数倍の価格に高騰しています。しかし、医療を続けるためには必須の物資のため、ジャパンハートでは継続して購入しています。

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

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4)マスクの医療機関への配布 「#マスクを医療従事者に」プロジェクト

新型コロナウイルスの感染症拡大を受け、医療現場でのマスク不足が深刻化しました。患者さんごとにマスクを取り換える必要がある場合でも支給されるのは週に1~2枚、医療従事者自らが早朝のドラッグストアの店頭に並んでマスクを調達する・・・。医療者は、医療現場で感染の危険にさらされながら治療にあたるという状態にありました。この状態が長期化し、日本の医療現場が崩壊すれば、日本に住む人々の命の危機に影響が出始めます。

ジャパンハートは、「医療の届かないところに医療を届ける」組織として社会の要請に応え、医療者の安全を守り、医療崩壊を防ぐため、医療機関にマスクを供給する「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを実施しました。

そしてこれは、日頃からジャパンハートの海外での活動を支えてくれている日本の医療者を守ることでもありました。

2020年4月15日(水)~16日(木)にクラウドファンディングを、同17日(金)~19日(日)にチャリティオークションを通じて、医療従事者を応援したいという思いをもった15,000人の方々から1億5千万円の資金を調達。並行して買い付けを実施し、調達した資金によりサージカルマスク及び一般三層マスク計約200万枚を購入しました。

マスクは、新型コロナウイルス感染症治療を積極的に実施している、第一種感染症指定医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院への発送から開始し、公募した医療機関や、在宅医療を実施するクリニックや介護施設、福祉施設も加え、5月18日現在、合計726の機関に配送が完了しています。

#マスクを医療従事者にプロジェクト 15,000人の想いをマスクに代えて医療機関に配布しました!

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5)マスク以外の医療物資の医療機関への配布

「#マスクを医療従事者に」のプロジェクトを実施する中で、医療現場では、マスクだけではなく医療用の防護具(防護服、防護メガネなど)も不足しているという実情が浮かび上がりました。そこで、ジャパンハートは、様々な企業・法人様からご寄付という形で託していただいた医療物資を、緊急のニーズがある医療機関(介護・福祉施設を含む)を中心に配布しました。

医療物資をご寄付いただいた法人・企業様
・株式会社ファーストリテイリング様
・KDDI株式会社様
・日本メドトロニック株式会社様
・特定非営利活動法人地域振興支援センター様
・株式会社マリン・ワーク・ジャパン様
・台湾からの有志の皆様

6)今後の非常事態に備える「ジャパンハートソーシャルネットワーク」の構築

新型コロナウイルス感染拡大のような非常事態において、医療・福祉の現場で必要とされている医療物資の正確な状況が把握できないため、供給側が適切な調達や配送を行うことが困難であることが明らかになりました。
また、感染防止のため帰宅を控える方がいることや、勤務時間の長期化により生活用品を必要としていることも分かりました。
そこで、非常事態の際、日本中の医療・福祉の現場の正確な状況を把握し、必要なタイミングで必要な物を適量届けるため、また医療従事者同士の繋がりを強固にし、有事の際に医療の届かない場所に医療を届ける協力体制を構築するため「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」を設立しました。
「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」は、日頃から情報交換や参加者同士のコミュニケーションを重ねながら、日本の医療・介護現場を支える有志のコミュニティを運営します。

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#ジャパンハート ソーシャルネットワーク
オイシックス・ラ・大地、オルビス、cotree、日本交通、
ライフスタイルアクセント、ラクスル、ロート製薬が参加!

ご支援・ご協力いただいた法人・企業様

新型コロナウイルスに対するジャパンハートの活動に対して、多くの法人・企業様からご支援、ご協力をいただいています。
ご支援の形は、ご寄付をはじめ、物資の運搬、チャリティイベントの実施など様々です。
ジャパンハートは今後の緊急事態の際にも、法人・企業様と連携し、医療を届かないところに医療を届ける活動を実施してまいります。

医療物資のご提供
・株式会社ファーストリテイリング様
・KDDI株式会社様
・日本メドトロニック株式会社様
・NPO法人地域復興支援センター様

製品/サービスのご提供
・ラクスル株式会社様
・オルビス株式会社様

支援金のご寄付
・ダイワボウ情報システム株式会社様
・協和キリン株式会社様
・株式会社ブライセン様
・Peatix Japan株式会社様
・株式会社第一工業様
・ONE Championship株式会社様
・合同会社アミーガコンサルティング様
・株式会社Dai 様

▼法人の方のご支援はこちら
https://www.japanheart.org/donate/corporation/

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