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「いい支援とはなにか…」と改めて考える活動になりました 福島 クラスター対策支援レポート
up 2021.05.19

「いい支援とはなにか…」と改めて考える活動になりました。
今まで助産師として働いていた自分にとって、クラスター支援では「看護師として全身状態を観察し、適切なタイミングでケアに入り、異常を早期発見すること」と「感染制御」の面で活動することが求められていると思っていました。

しかし、初めて支援に参加したときは右も左も分からなかったですが、現場で必死なスタッフさんの姿をみたら自分も動かずにはいられませんでした。
気が付いたらできることを探して、スタッフさんに聞きながらケアに一緒に入らせていただいていました。

クラスター支援の中でも私は話を聴くことがとても重要だと思っていますが、人から話を聴くことは簡単なことではないといつも感じます。
私も人に話すとき、相手を見て「この人なら話してもいいかな」「聞いてほしいな」と思ったときに思い伝えます。

支援に入った時、出会った瞬間から信頼関係を作ろうとします。今までどんな流れでこのような状況になったか、実際に中にいた人はどのように感じていたのかを少しずつ話を聴きながら教えていただきます。

今回の活動場所は福島県でも最大級の病院の規模であり約 1500 名の職員が関わっており、伝達の難しさを痛感しました。
決まったことがなかなか現場まで浸透し辛く、現場も本部も混乱しており、誰の声を優先して聞いていく必要があるのか悩みました。

その中で外部応援の県内の ICN(感染管理看護師)と院内の感染委員のメンバーと協力して情報をより現場レベルで落とし込み、感染制御の機能を高めることを目標にサポートを開始しました。
各病棟でリンクナースと言われる感染管理を中心に行うメンバーを選出してもらい、リンクナースと連携して現場へ情報を伝達していきました。
伝達方法が確立していくにつれて少しずつ病棟毎でまとまりが見え、スタッフさん達の気持ちも安定してきた印象でした。

毎日のように状況は変わっていき、日によって現場のニーズが目まぐるしく変わっていきました。
そうした支援の中で、毎日どんなことが必要なのかメンバーとコミュニケーションを取りながら、現場の方々の隙間を埋めるようなそんなイメージでした。

そしてふと、「もしかしたら、支援ってそういうことの積み重ねなのではないか」と感じました。
今後も支援や他の活動の中でまたいろいろな刺激を受けて考えも感じ方も変わっていくと思いますが、これからもより現場の人たちに寄り添える支援を続けていきたいと思います。

ジャパンハート看護師 洞口晴香

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