国際緊急救援(iER)


災害時の医療支援
ジャパンハートの国際緊急救援活動

日本全国およびASEAN地域での災害時に、医療支援を迅速に提供
ジャパンハートのiER (International Emergency Relief)事業は、大規模自然災害や感染症拡大などの緊急事態において、医療の観点で必要な支援を迅速に届けます。私たちの国際緊急救援チームは、ASEAN圏内(ミャンマー、カンボジア、ラオス、フィリピン、インドネシア、タイ)および日本国内で災害が発生した際に、医療チームを派遣し、被災地での医療支援を行います。

現場のニーズに応える医療支援
ジャパンハートのチームは、被災者だけでなく現場の代弁者として支援者もサポートします。特に、急性期から亜急性期にかけての避難所支援に強みがあります。また、物資の提供に加え、現地での医療支援を行うことで、迅速かつ的確なサポートを提供します。

災害ボランティア登録制度の活用
私たちは、災害ボランティア登録制度を設けており、年2回開催される2日間の研修を受講することで、災害発生時に活躍できるボランティアを育成しています。この研修では、コロナ禍における感染症対策や最新の災害支援の在り方を学び、今求められる災害支援の基礎知識を習得できます。
 「医療支援」は医師や看護師だけでなく、非医療者の力も必要です。調整業務を担う方々がいることで、医療者が災害現場で迅速かつ的確な医療支援を行うことが可能になります。医療者には、調整業務や災害現場での支援活動に柔軟に対応する姿勢が求められます。
医師・看護師などの医療専門資格をお持ちの方だけでなく、一般の方や会社員の方も業務調整員として登録が可能です。私たちと一緒に、災害時に必要な医療支援を届けるために、ぜひご参加ください。

離島へき地医療×災害支援ボランティア
 ジャパンハートでは、平時は離島へき地の病院で地域医療に貢献し、有事の際には団体の要請に伴い被災地に支援に出動できる、看護師の「災害支援スキーム」を用意しています。
 発災時にボランティア活動を行うためには、勤務先の理解が不可欠であるため、あらかじめジャパンハートと提携した病院に勤務することで、より迅速かつ比較的長期の活動が可能になります。
 詳しくは、ジャパンハートの離島・僻地医療 看護師情報サイト「RIKA Job」をご確認下さい。
 https://rikajob.net/

【直近3年間での活動】
令和6年1月能登半島地震(2024年1月-現在):石川県輪島市・珠洲市・鳳珠郡能登町・七尾市 (医師・看護師・業務調整員)
令和5年7月久留米市豪雨災害支援(2023年7月):福岡県久留米市田主丸地区(看護師)
令和3年8月佐賀県豪雨災害支援(2021年8月-9月):佐賀県武雄市・大町町(看護師・業務調整員)
令和2年7月豪雨支援(2020年7月-8月):熊本県八代市・人吉市(看護師・業務調整員)
全国クラスター支援(2020年4月-2022年9月) :全国の発生現場 (看護師・業務調整員)

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活動レポート

2024.06.30日本
【看護師インタビュー】あれから半年「いまとこれから」
2024.06.25日本
門前の仮設住宅での試み「おしゃべり喫茶」
2024.06.25日本
初めての被災地訪問、活動について経験したこと・感じたこと
2024.04.03日本
【令和6年能登半島地震】「避難所の巡回診療」
2024.03.27日本
【令和6年能登半島地震】「被災地の今」

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