活動レポート

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大変な状況の中での支援

up 2022.09.06

私は5月~6月にかけてコロナ第6波のクラスター支援に入らせていただきました。
私にとって2か月ぶりのクラスター支援。今まで何度もクラスター支援に関わってきましたが、支援に入る際は毎回緊張してしまいます。
どんな施設でどんな状況なんだろう
利用者さんが急変してしまったら…
自分が間違った判断やアドバイスをしてしまったらどうしよう
施設の人たちと上手くやっていけるだろうか
自分がやっていることが自己満足だったらどうしよう
自分が感染して迷惑をかけてしまったら…
挙げるとキリがないですが、漠然とした不安と緊張が常にありました。

施設によっては深刻な人手不足で介入初日から1人で夜勤をすることもありました。
利用者さんがどんな方なのかわからず、手探りの中で看護をすることがとても怖かったですし、利用者さんに申し訳ない気持ちもありました。
そのような状況で、うまく看護が出来ずに自分の対応を反省することも多くありました。

クラスター支援は体力的にも精神的にもハードな環境です。それでも、心折れずに支援を続けられたのには理由があります。それは、不安や緊張に負けないくらい、嬉しい瞬間が多いからです。
状況に追い詰められて必死になっている施設スタッフの表情が明るくなっていく様子をみたとき。
隔離解除された時の利用者さんやスタッフの嬉し涙をみたとき。
施設のグリーン化(全面解除)を知らせる喜びにあふれたメールをもらったとき。
支援した施設のスタッフから「今度は僕がクラスター施設に応援に行ってきます!」「次の感染拡大に備えてマニュアルを作り直しています!」という報告をもらったとき。
私たちは施設の全面グリーン化まで立ち会えないことが多いですが、支援先のスタッフからの配慮やメッセージにいつも励まされていました。

クラスターは遅かれ早かれいつか必ず終息します。私が支援しなくても、クラスター終息までの道のりは変わらなかったかも知れません。
それでも、施設の方々がただ状況に耐えて終息まで過ごすのではなく、支援に入ったことによって、見捨てられていないと思ってくれたり、みんなで一緒に頑張って乗り越えた記憶として残るような活動が出来ていたら良いなと思います。
素晴らしいスタッフの方々と一緒にコロナと闘った経験は私もずっと覚えていたいです。

看護師 冨永 裕美

▼プロジェクトの詳細はこちらから
国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

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