カンボジア 周産期事業 – 国際助産師研修

2016年にジャパンハート初となる周産期事業が誕生し、2017年には4Dエコーを用いた妊婦健診室を設立しました。
現地の病院と連携を図りながら、産褥新生児管理・妊婦健診・母親学級の開催・分娩管理を行っています。

カンボジア 周産期事業

カンボジアの周産期医療の現状

平均年齢25.6歳(2016)のカンボジアでは、小さな子ども達や妊婦が沢山います。
10年ほど前までは伝統的な産婆の介助を受けた自宅分娩が主流でしたが、近年は施設分娩が増えています。
しかし、周産期医療に関する正しい知識と技術を持った医療者が非常に少なく、適切なケアを受けられない女性達が大勢います。

カンボジアの妊産婦死亡率は日本の40倍、新生児死亡は15倍にもなります*。
医療者からの適切なケアや情報を得ることが難しく、ポルポト政権後の医療破綻による国民の医療不信も根強く残っているため、伝統療法や間違った噂話を信じる人も少なくありません。
予防や健診という概念がまだまだ浸透していないこの国では、一度も妊婦健診を受けることなく分娩に臨む妊婦も多くいます。
また、分娩後も母子に必要なケアや指導を受けることなく、自宅へ戻る人たちが大勢います。

お母さんと赤ちゃんの命を守るために

現在、年間約3,000人の妊婦の健診を行い、母親学級の開催や乳幼児健診の実施など、保健指導や健診活動にも取り組んでいます。また、産後の母子の入院を受け入れ、出産後に必要なケアや指導を行っています。

カンボジア 周産期事業

カンボジア 周産期事業

周産期事業における人材育成

カンボジア人助産師の多くは、産褥新生児ケアや妊娠中の様々なトラブルに対する保健指導など、日本の助産師にとって基礎的な知識や実践経験を持っていません。カンボジア国内の他の病院では学ぶことのできない、安全な分娩には必要不可欠な妊娠期および産褥新生児期のケアができる助産師の育成に特に力を入れています。

また、2019年より、日本人助産師を対象にした「国際助産師研修」を始め、国際的なあらゆる場所で活躍できる医療者を目指す助産師の育成も行っています。

カンボジア 周産期事業

*WHO(世界保健機関)World Health Statistics(世界保健統計)2018年版

カンボジア 周産期事業 【国際助産師研修】はこちら

https://japanvolunteer.org/volunteer/midwife_long/

【随時更新!】ジャパンハート 国際看護師研修生・国際助産師研修生のブログ minmin便り

http://blog.livedoor.jp/japanheart/archives/cat_50046116.html

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