カンボジア 日本の小児外科チームとの連携手術活動

カンボジアで小児がん治療を可能にするために

ジャパンハートこども医療センターでは、これまでカンボジアで困難とされていた小児固形がんの治療を行っています。熟練した技術を持つ日本の医療機関の小児外科チームを定期的にお招きし、小児がんの手術と、現地人医師への指導を行って頂いています。このプロジェクトは、2018年12月に行われた、九州大学病院小児外科チームによる手術活動以降、各医療機関の小児外科チームにご来院頂き、手術を行って頂いています。

カンボジア 日本の小児外科チームとの連携手術活動

臨床指導教授

ジャパンハートこども医療センター臨床指導教授を引き受けてくださっている、以下5人の先生方を中心とした、各医療機関の小児外科専門チームで、小児がん治療や現地人医療者への指導に取り組んで頂いています。

(*五十音順)
青山 興司 先生(ご所属:青山こどもクリニック院長)
奥山 宏臣 先生(ご所属:大阪大学 小児成育外科 教授)
窪田 昭男 先生(ご所属:月山チャイルドケアクリニック名誉院長)
黒田 達夫 先生(ご所属:慶応義塾大学 小児外科教授)
田口 智章 先生(ご所属:九州大学 小児外科教授)

連携機関
大阪大学、鹿児島大学、九州大学、慶応義塾大学、国立病院機構岡山医療センター

カンボジアで小児がん患者が置かれる環境

カンボジアの小児がん発症者数は年間約600人といわれています(日本は年間約2,000人)。そのうち、適切な診療施設にアクセスできているのは全体の3分の1程度。病院へ行けても、小児がんへの理解不足や診断技術の不十分さから、診断違い・遅れ、治療困難などの理由で適切な治療を受けられない状況があります。また、経済的困窮から病院に行けない、専門医療者が不足しているなどの問題も挙げられます。

今後の展開

ジャパンハートこども医療センターは、将来的にカンボジアに限らずミャンマーやラオスなどの周辺国からも、治療ができずにいる小児がん患者の受け入れを行う予定です。
2030年には、現地医師たちにより自立した運営がされるよう、人材育成の場としても機能することを目指しています。

カンボジア 日本の小児外科チームとの連携手術活動

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