活動レポート

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仏教の国 ミャンマーのクリスマス

up 2020.12.27

ワッチェ慈善病院の加藤です。

日本の皆様はクリスマス、どのように過ごされましたでしょうか。

ミャンマー国民の約90%が仏教徒です。ワッチェ慈善病院のあるザガインに住んでいる人たちもほとんどが仏教徒ですので、町にクリスマスムードは全くありません。イルミネーションやクリスマスツリーなどの装飾もほとんど見かけません。

ミャンマー国民の約5%はキリスト教徒で、ジャパンハートにもキリスト教徒のスタッフが数人います。

スタッフにクリスマスは地元ではどのように過ごすの?と聞いてみたところ…
12月25日は、村でお祭りがあり、お昼は障害物競走のようなことをして楽しむそうです。(日本の運動会でも見かける麻袋の中に入って両足で跳びながら進んだり…)夜にはたき火を囲みながら歌を歌ったり踊ったりしながら家族や友人と過ごします。

今年は新型コロナウイルスの影響で帰省することも教会へお祈りへ行くことも残念ながら叶いませんでしたが、スタッフのみんなとささやかながら一緒にご飯を食べ、歌ったり踊ったりしながらクリスマスをお祝いしました。

2020年はいろいろありました。誰もがきっと不安になったり悔しい思いをしたり怒ったりネガティブな気持ちが渦巻くことが多くありました。しかしその中でも人間のやさしさ・温かさを感じ、多くの人に支えられていることを実感することも多くありました。多くの人が現状に背を向けずにいまできること、いましかできないことに目を向け、たたかったことでしょう。2021年はまた皆様と笑顔でお会いできるようなそんな年になることを、わたしたちもミャンマーから祈っております。

ミャンマーのクリスマス

2020年もジャパンハート・ミャンマーの活動に温かいご支援をいただきまして誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

▼プロジェクトの詳細はこちらから
医療支援 | ミャンマー ザガイン管区ワッチェ慈善病院での診療・手術

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