活動レポート

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「夢を描き・育てる」子どもたちとスタッフの物語⑨ ~Dream Trainの現場から~

up 2023.09.05

いつも活動へのご支援をいただきありがとうございます。元インターンの永田です。
Dream Trainスタッフインタビューも2回目となりましたが、今回は調理担当スタッフのエーエーアウンさんにお話を伺いました。

自己紹介をお願いします。

Dream Trainで子どもたちの食事の調理をしています。エーエーアウンと申します。
ここで働いて10年以上になります。

仕事内容について教えてください。

子どもたちの朝、昼、晩の食事を作ることです。予算と栄養バランスを考えて、子どもたちの成長の源となる食事を作ることが私の仕事です。
シフトとしては、3日勤務し、1日休みを繰り返すシフトで、私の他にもう一人調理スタッフがいます。

100人以上の子どもたちの食事を作るとなると、すごく大変だと思うのですが、調理時間や毎朝のスケジュールなどを教えてくれますか。

そうですね。確かに人数が多いので、料理の下準備から数えると1回の食事を作るのに、4時間くらいかかります。
でも、食材を洗ったり、切ったりという料理の下準備は私一人でやるのではなく、子どもたちが手伝ってくれるので、私一人でやる仕事は調理の段階だけです。
子どもたちの学校がある日のスケジュールは、朝6時に子どもたちが朝食を食べるので、それまでに調理をし終えなければなりません。
その後、子どもたちが学校に出発する8時ごろまでに学校に持っていくお弁当を準備して、朝の仕事が一段落、その後、徐々に片付けや夕食、翌日の食事の準備をする感じですね。

なぜDream Trainで仕事をしようと思ったのですか。

私はここで働き始める前は、姉の喫茶店の手伝いをしていました。その頃から料理は趣味でした。
ちょうどヤンゴンでの仕事を探していたときに、日本のボランティア団体がやっている組織で子どもたちのために働くことができて、自分の趣味である料理を活かせる仕事であった、このDream Trainの調理スタッフの募集を見つけました。
自分にぴったりだと思って応募しました。

Dream Trainでの調理スタッフを既に長く勤められていらっしゃいますが、今の仕事についてどのようなやりがいを感じますか。

まず私自身の話になりますが、高校を卒業したとしても、大学を出たとしても就職することが難しいミャンマーの状況において、私のような9年生(当時、高校1年生)までしか終えていない身であっても、このような社会貢献性のある仕事を賃金をもらいながら務めることができる機会に心から感謝しています。
また、繰り返しになりますが、Dream Trainで子どもたちの養育を支えることで、ミャンマーの社会、国のために仕事ができることを誇りに思っています。
このような善い行いを仕事としてできるのは、自分自身にとっても大きな糧になっていると感じています。

Dream Trainについて、エーエーアウンさんご自身としてどのように受け止めていますか。

この施設の子どもたち及びミャンマー人スタッフ全員が感謝しています。
本来はこういった課題は自分の国で解決していかなければならないものですが、まだまだ取り組めていないところを日本が支えてくれているのは、本当に有難いです。

また、Dream Trainは他の養育支援施設と比べても、非常に質の高い施設だと思っています。
ミャンマー国内では、一定の基準をもって子どもの受け入れを認める養育施設もありますが、ここDream Trainでは、異なる宗教、民族の子どもたちをありのまま受け入れ、彼らの将来についても、子どもたちに選択権を委ねていると見て取れます。

このように子どもたちの意思を尊重しながら、必要な最大限のサポートをしてくれる施設はここだけだと思います。
Dream Trainの卒業生の中には、支援者さんのサポートで日本で仕事をするところまで、将来を切り開いている子もいるというのは、驚くべきことだと思います。

Dream Trainの子どもたちへ一言お願いします。

一生懸命、努力している子どもたちもいますが、少々怠け気味の子どもたちもいます。この施設にいる子どもたち全員に、今できることを頑張ってほしいと思っています。
故郷の両親の理解、Dream Trainでの多くの人の支え、日本の里親さんなど、多くの人のお陰でここにいられるのだということを忘れずに、努力をしてほしいです。

成長の基礎となる「食事」から子どもたちを支えるエーエーアウンさんのインタビューはいかがだったでしょうか。
100人以上の食事を調理し続けるのは、そう簡単なことではなく、体力も必要な仕事だと思いますが、彼女の根底にある、子どもたちの将来を思う心が、彼女の更なる原動力となり、子どもたちの成長を支えているのだと感じました。

次回のインタビューでも、スタッフの熱い思いをお伝えしたいと思います。
それでは次回もお楽しみに!

Dream Trainでは、2023年度に新たに入所する子どもたちの里親となってくださる方を募集しています。
里親制度とは、毎月5,000円から、Dream Train の子ども(里子)の生活費、教育費、職業訓練費等を継続的に支援いただく制度です。
お申込みいただくと、里親様ごとに1名の子ども(里子)をご紹介し、里子が経済的に自立しDream Trainを卒業するまで1対1で支援をいただきます。
2022年度の里親様の募集は終了しておりますが、2023年度も15名程の子どもたちを受け入れ予定です。
里親制度の詳細やお申込みはこちらをご覧ください。
https://www.japanheart.org/donate/foster-parent/myanmar/

子どもたちの日々の様子をアップしています。ぜひご覧ください!

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