活動レポート

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先輩や看護師さんに支えられながら

up 2021.09.06

サバイディー!ラオス事業責任者の杉山です。
今回のレポートでは、最近新たに私たちの仲間に加わってくれたラオス人スタッフをご紹介したいと思います。

日本語通訳として、2021年6月14日に入職した彼は勤務開始早々にウドムサイ病院での医療活動に参加しました。
慣れない中での活動をどのように頑張ったのか。自己紹介と併せて、彼が感じたことを書き記してくれました。

今回のレポートは彼自身が全て日本語で執筆しました。ほぼほぼ修正の無い、原文に近い形でお届けしたいと思います。
少々読み辛い部分等あるかもしれませんが、彼が記した言葉をそのままお楽しみいただければ幸いです!

始めまして。私はチューテン・ラオビーと申します。
最近、ジャパンハートラオスのメンバーになった、日本語通訳スタッフです。
私は大学を卒業した後すぐに、大学で日本語のボランティア教師をしていました。
そして、ABCD日本語センターというところで、今年の5月までの半年間日本語を教えていました。
それから、ジャパンハートに入職してもうすぐ3か月になります。
仕事には段々慣れてきましたが、医療用語はまだたくさん覚えていなくてこれからもっと頑張って勉強して覚えるようにしていきたいです。
6月14日に入職してから今までに、2回ウドムサイ県病院での活動をしに行ってきました。
1回目はウドムサイ病院で内科診療活動と5人の患者さんの手術活動を行いました。
患者さんがたくさん来ていて私が通訳をしました。
その時に、日本語で困った単語がたくさんありました。
例えば、日本人の看護師さんが「今、妊娠していますか」と患者さんに聞いていましたが、その時「妊娠」と言う単語を初めて聞いて意味が分からなくて通訳できませんでした。
また、他の難しい単語もありました。でも、その度に看護師さんが優しい言葉で説明してくれたので、とても嬉しかったです。

もう1つ、私は初めて患者さんの手術を見てとても怖かったです。
最初、分からないことがいっぱいあってとても困りましたが、日本人の看護師さんと先輩スタッフに協力してもらって少しずつ分かってきました。
2回目の活動では、私はリーダーとしてウドムサイ病院で活動を行いました。
初めてリーダーをしたので、この時も困ったことが色々ありました。
でも、先輩がサポートしてくれてやっとうまくできました。
例えば、食事時間と食事場所だけでも自分が判断できなくていつも先輩に相談して判断しました。

また、MOUの評価会議に初めて出た時は、とても心配で通訳した時に、難しい言葉がいっぱい出てきてあまり通訳できませんでした。
ラオス語の話もマイクの調子があまりよくなかったので、時々聞き取れませんでした。
でも、先輩に手伝ってもらって最後まで出来ました。とてもいい勉強になりました。
今はジャパンハートの活動について大体分かってきました。私は、ジャパンハートを自分の家族のように感じています。

先輩たちが、誕生日を祝ってくれました。

今、私の職務にはラオス語・日本語の通訳だけではなく、資料の翻訳と他のスタッフに依頼された仕事もあります。
そして、患者さんに電話を掛けること、時々活動リーダーをすることも私の仕事の1つです。
また、もう1つ新しい仕事としてパークグム病院での活動準備を担当しています。
初めてですから、どういう仕事かイメージができなくて英語も分からなくてとても心配ですが、皆さんに協力してもらって頑張りたいと思います。
皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

ジャパンハートラオス日本語通訳 ラオビー

内科診療や手術活動の様子は動画でもご紹介しております

よろしければご覧ください!

▼プロジェクトの詳細はこちらから
ラオス | 北部・ウドムサイ県での甲状腺疾患治療事業並びに技術移転活動

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