活動レポート

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医療の公平性向上に貢献できる喜びと誇り

up 2022.01.05

こんにちは、みなさん!私の名前はXuelor Chayer(スー)です。
現在、ジャパンハートラオス事業部の医療事業部、副部長として働いています。またウドムサイ県病院のプロジェクトの中心者としてフィールドコーディネーターも務めています。今回は私のこれまでの経験についてお話させていただきます。

私は2017年2月からこのジャパンハートで働いています。最初の役職は、通訳を主に担当するフィールドオフィサーでした。病院で診療活動を実施するにあたり、必要な事務所での事前準備、そして病院で活動する際に必要な業務について学びました。例えば、作業スケジュールの作成方法や患者さんとの連絡方法です。さらにこれらの活動のリーダーを務めたり、プロジェクト用の文書を翻訳したり、だんだんとプロジェクトに慣れてきたことでプロジェクトの中心者の役割も理解できるようになりました。

活動では、医師や看護師と共に働きます。医療者と患者さんの通訳をすることで、多くの医療用語を知ることも出来ました。活動後にはレポートを書きますが、それも自分でまとめることができるようにもなりました。

医療の公平性向上に貢献できる喜びと誇り

こうして振り返ると、私はいろいろな業務を習得することができたと思います。ジャパンハートのように数千というラオスの人々、特に医療アクセスの平等性に欠けた地域の人々を助け救うことができる団体の一員として働くことができることを、私は嬉しくそして誇りに思います。

その後、2019年に私はウドムサイ県プロジェクトの中心者としてフィールドコーディネーターに任命され、政府や病院等との関係構築という新たな経験とスキルを身に着ける機会を得ることができました。そうした関係者を交えたプロジェクトの定期評価ミーティングでは、四半期の活動をスライドにまとめ、プロジェクトの進捗を報告したり、政府との活動内容に関する取決め書(MOU)の作成に必要な調査や文書の翻訳をしたり、その他の関連文書を作成しています。さらに同年の半ばには、未来のプロジェクト立案のため、チャンパサック州県(ラオス南部)とシエンクワン県(ラオス北部)での医療状況の調査にも参加しました。

医療の公平性向上に貢献できる喜びと誇り

このように様々な活動に従事してきた中で最も印象的だったのが、ウドムサイ県病院にて吉岡先生が執刀された甲状腺腫瘍を抱える女性の症例です。その患者さんは30年以上も腫瘍を抱えており、その腫瘍の大きさは私がこれまでに見た中で最も大きく、その重量は1キロを超えていました。手術は無事に成功。退院するその日の患者さんの幸せな笑顔を今でもはっきりと覚えています。

彼女は、「ジャパンハートのおかげで命を救われた」と、何回も何回もありがとうとその感謝を伝えてくれました。日常的に診療や手術をし、患者さんと関わっている医療者にとっては日常の一幕かもしれませんが、非医療者の私にとって、それはとても衝撃的であり印象に残る経験の一つでした。

最後に、私は今後も引き続きジャパンハートラオス事業部の一員として、ウドムサイ県プロジェクト、パークグム群プロジェクトに従事、そしてこれからは小児プロジェクト立案を目指して調査も進めていきます。ラオス事業部は新しいスタッフも増えました。彼らに私の経験を共有しながら、また彼らから学ぶ姿勢も大切していきたいと思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ラオス事業部 医療事業部副部長 Xuelor Chayer (スー)

▼プロジェクトの詳細はこちらから
ラオス | 北部・ウドムサイ県での甲状腺疾患治療事業並びに技術移転活動

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