活動レポート

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ラオス人スタッフだけのウドムサイ出張

up 2020.06.29

6月15日から、17日にかけて、ラオス人スタッフ2名だけでウドムサイ病院に行ってきました。
出張の目的は主に2つです。

1つは、現地保険局とウドムサイ病院とのミーティングです。
現在行っているプロジェクトの予定期間が終了を迎えるのですが、コロナの影響で予定していた分の医療活動が終了していません。そのため、プロジェクトの期間を延長することに決め、そのためのミーティングを持ちました。

普段であれば、代表の日本人スタッフと共に訪問し、その説明をラオ語に翻訳するのが主な仕事ですが、今回日本人スタッフはいません。そのため、私が主となって説明をするという、今までにはないパターンでした。話をうまくまとめるという点において、多少のプレッシャーはありましたが、無事にミーティングを終えることが出来ました。

もう1つは、ウドムサイ病院の医師による内科診療活動のフォローです。
日本人医師がウドムサイに来ることはできませんが、診療を待っていたり、薬がなくなってしまったりという患者さんは実際にいます。そのため、ウドムサイ病院の医師にジャパンハートの患者さんを診ていただくようお願いをしました。これまでのプロジェクト期間、日本人医師から診療方法を教わってきた医師が担当してくれたのですが、着実にその技術が身に付いていると感じました。いつものように日本人医師がいないことの不安はありましたが、この特別な形での診療の形をつくることが出来たと思います。

ラオスでもコロナの影響は非常に大きいですが、患者さんが待ってくれるわけではありません。日本人スタッフが戻れる目途は立っていませんが、その間は私たちが中心となって、ラオスの患者さんに医療を届けられるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。

ラオス人スタッフだけのウドムサイ出張

ラオス事業 総務部長
ロー
(翻訳:ラオス事業代表 杉山)

▼プロジェクトの詳細はこちらから
ラオス 北部・ウドムサイ県での甲状腺疾患治療事業並びに技術移転活動

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