活動レポート

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大江看護師の活動レポート/新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認された「ウェルネス西崎病院」への医療支援活動

up 2020.09.04

こんにちは。現在沖縄のウェルネス西崎病院でクラスター支援活動している看護師の大江です。

8/17から活動を開始し、めまぐるしい日々を過ごしています。
活動を始めた当初の現場はかなり混乱していましたが、感染管理の方とゾーニングの見直しを行い、全員に周知徹底ができました。

今回の活動地は療養型の病院のため、入院患者さんの介護度が高く、医療処置も多くありました。
それに加えて新型コロナウイルス感染症では個人防護化の着用が必須となります。夏の沖縄で換気を行っている中での個人防護具を着用して患者さんのケアや処置を行うのはかなり体力を消耗します。ですが、活動当初はスタッフの人数が少なく、常に業務に追われ中々休憩を取るのも難しい状況で、スタッフの方は疲弊している様子が見られました。

ジャパンハート 大江看護師の活動レポート/新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認された「ウェルネス西崎病院」への医療支援活動

今回は、ICNの方々が現地スタッフに対しての教育等を行ってくださったため、私たちジャパンハートは看護業務支援に専念することができました。8/18からは自衛隊の看護官5名も追加で支援に入って下さり、現地スタッフの方と声を掛け合い、協力しながら患者さんのケアを行いました。どのようなサポートを行ったら現地スタッフの方々の負担が軽くなるかを常に外部支援チーム一丸となって考えながら活動を行いました。

ジャパンハート 大江看護師の活動レポート/新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認された「ウェルネス西崎病院」への医療支援活動

外部支援には支援を終了する時期が来ますが、その後も患者さんの人数やケアは変わらず存在し、現地スタッフの方だけで全ての対応を行わなければなりません。

そのため、活動期間終了すれば終わり!ではなく、自分たちが支援を終了した後も現地スタッフの方々が同様に感染管理を行うことができ、そしてなるべく負担が軽く、通常業務に戻れるような支援の重要性を実感しました。

ジャパンハート 大江看護師の活動レポート/新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認された「ウェルネス西崎病院」への医療支援活動

新型コロナウイルスのクラスターは全国どこでも起こりうるので、今回の支援活動で得たたくさんの学びを今後にいかしていきたいと思います。

国際緊急救援 大江 玲

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国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

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