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宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援
up 2020.07.27

宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援

「看護師」という名の重さと責任

熊本県八代市の避難所支援を開始して8日目。受け持ちの患者さんの様子を見に、避難所のラウンド(見回り)に来ていた被災地域にある診療所の看護師さんから声をかけられました。

宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援

「Aさんがかなり痛がっている様子だったので声をかけました。ずっと我慢していたみたい。Aさんはジャパンハートの看護師さんを探していたので、みに行ってもらえますか」との事。
すぐにAさんのところに行きました。

宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援

バイタルサインは正常値でしたが、額には汗をかいて、明らかに苦痛を堪えた表情です。そのほか頻尿と血尿、背部痛がありました。この方は、もともと尿管結石があり症状が悪化して先週、緊急入院。手術をして、数日前に退院されたばかりです。

すぐに手術を行った病院に連絡を取り、救急外来を受診することになりました。私は病院まで付き添うため、車に同乗しました。

その車の中でAさんは、「このベストの方が来たら言おうと思って、痛かったけど我慢してました。だけどなかなか痛みが治まらなくて…血尿も出てくるし…不安になって、通りがかりに声をかけてくれた診療所の看護師さんに話をしました」

“このベスト”とは、ジャパンハートの看護師が着ている紺色のベストのことです。

宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援

私たちは、地域の保健師さん・災害支援ナースと交代しながら24時間体制で避難所の活動を行っていますが、Aさんの緊急入院の際の対応や、退院後もジャパンハートの看護師が関わることが多かったため、Aさんは、このベストを着た看護師が来たら言おうと待ってくれていたのです。

Aさんには「避難所にはジャパンハートの看護師だけではなく、他にも看護師がいて、皆でAさんのことを看させて頂いているので遠慮せずに声をかけてほしい」ということを説明させていただきました。

しかし、Aさんの話を聞いて改めて、「看護師」と書いたベストを着ていることによる責任の重さを感じました。
確かにこのベストを着ている時は、避難所の皆さんから「看護師さん、あのね…」「看護師さん、ちょっといいですか?」と声を掛けられることが多いのです。

これからも私たちは「看護師」という名前の重さと責任を自覚して、真摯に活動を続けていきます。

宮田看護師レポート/令和2年7月豪雨 緊急救援

ジャパンハート 国際緊急救援
International Emergency Relief(iER)
看護師 宮田

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