活動レポート

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ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

up 2020.04.14

私は看護師として、プロフェッショナルになりたいです。

小児病棟のリーダー看護師、 スレイトーイ(Sreytouch)さんは、ジャパンハートこども医療センターで、小児がん患者さんを含む、子どもの入院患者さんのケアを行っています。加えて、手術前後のケアや、患者さん本人とその家族へも衛生の指導から心のケアも行うなど、様々な側面から治療をサポートしています。
病院のスタッフ皆から厚く信頼されている、ジャパンハートが誇るナースの一人です。
そんなスレイトーイさんがどんな思いで仕事されているかをインタビューしました。

ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

仕事をしていて、大変なことや嬉しいことはありますか。

まだジャパンハートの病院に小児病棟ができていなかったときは大人も見ていましたが、その時と比べて、小さい子どもを見るうえで難しいことがあります。というのは、小さい子どもは、どこが痛いとか、苦しいとか、うまく表現できないのです。その分、私たちはたくさんの質問をしなければならないし、家族からも情報を集めなければなりません。しかし逆に、小児がんの患者さんは長期間入院することが多いので、彼らの成長を見られることが喜びです。一緒に長く過ごしていると、彼らが当初できなかったことが、できるようになるのを見てうれしい気持ちになります。そして何より、治療により子どもが良くなっていく様子を見るととてもうれしいです。

抗がん剤治療を続けていても、最後は緩和ケアしかできない患者さん、そして亡くなってしまうしまう患者さんもいます。ここには、たくさん亡くなってしまう患者さんがいるんです。今まで、10人くらい、そういった患者さんをみたことがあります。(目に涙を浮かべながら)

患者さんが苦しんでいるとこちらも苦しい。そして患者さんの家族も同じ気持ちです。私は患者さん本人だけでなく、家族のケアもしなければなりません。それでも子どもたちとゲームなどをして遊んでいるときはとても楽しくて、苦しいことも忘れられます。

ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

【術後の患者さんのケアを行う様子】

小児がん病棟にいると新しいことをたくさん学べます。なぜなら、抗がん剤治療を含めた小児がん治療の経験は、私にとって初めてだったからです。小児がん手術や薬の使用法など、私にとって新しいことばかりで、多くのことを学んでいます。それから、今まで日本人の先輩看護師から、集中治療室でのケアについてもたくさん教えてもらいました。

ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

【全スタッフの前で発表するスレイトーイさん】

これからの夢や目標はありますか。

あります。私たちは仕事をする上で、夢や目標を持つべきだと思っています。
私はナースとして、プロフェッショナルになりたいです。つまり、多くの患者さんをみて、この小児病棟で働く上では、小児がん治療のスペシャリストになりたい。でもそれ以外にも、常に勉強し、自分を向上させていきたいです。仕事の経験を積み、数年後は多くの知識をもってより多くの様々な患者さんを救えるナースになりたいです。

ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

日本へ向けたメッセージ

日本の皆さんには、この病院を建ててくれたこと、本当に感謝しています。
大人から子どもまで治療できますし、多くの手術もできます。特に、小児がんに関しては、カンボジアでは極めて困難だった治療を実現しています。もともと、病院には末期の状態で来る患者さんが多く、私たちは家に帰すしかありませんでした。でもここでは、私たちはそんな患者さんもみることができます。たとえ希望が大きくても小さくても、最期まで見ることができるのです。もちろん亡くなってしまうことも少なくなく、私たちはまだまだ十分ではありません。でも、自分が何の病気かわからずに短い命が亡くなってしまうことが多いカンボジアですから、多くの患者さんを救えるこの病院は大変ありがたく、とても感謝しています。

ジャパンハートこども医療センターのリーダー看護師 スレイトーイさんをご紹介します。

ジャパンハートカンボジア 本田ふみの

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