活動レポート

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ミャンマー 新型コロナウイルス第3波を受けて【Dream Train】

up 2021.08.17

ミャンマーでは2021年6月頃より新型コロナウイルスの新規感染者数が急増し、2021年7月下旬には検査数に対する陽性率が40%を超える日もありました。
この割合の大きさは、実際に症状が出ている人の検査は行っていても、濃厚接触者などの検査は充分にはできていないことを意味しており、現在のミャンマーの医療事情がいかに逼迫しているかを考えずにはいられません。

2021年8月8日現在、発表される感染者数はピーク時の70%と減少傾向にありますが、
現地からは
「医療施設では検査費が高いため安価な検査キットを使用している」
「症状があっても公立の病院では診察すらも受けられなかった」
という声が、未だ当たり前のことのように届いてきます。

この国では、7月17日から8月15日までが公休日となるなど、外出自粛などによる新型コロナウイルス感染症対策がとられていますが、収束はまだ見えないのが現状です。

子どもたちの健康を守るために

Dream Trainでも、6月下旬から発熱など感染症の流行がありました。
私たちは、子どもたちとスタッフの安全を第一優先とし、7月からは登校や外部スタッフの出勤・イベントを中止とした他、日本人看護師が泊まり込みで子どもたちとスタッフの心身共の健康管理にあたり、お陰様で7月20日頃には子どもたちの施設内隔離が解除できる状況となりました。
しかしながら、国全体を見渡せば、安心して外出をしたり登校できるようになる日はもちろんまだまだ遠く、自分や周囲の人の安全を守るためにも、感染対策の継続は必須です。

正しく現状を知ろう

このような状況の中、7月20日、外部との接触の機会が少ない子どもたちに、ミャンマー国内の困難な状況を共有し、今何をするべきかを考えてもらうための勉強会を開催しました。
伝えたことは、主に以下の3つです。
・新型コロナウイルスに罹患した場合のリスク
・感染を予防するためにできること
・ミャンマーの現在の状況
 (医療状況・酸素ボンベや薬剤などの物資不足やボランティア活動を行う人たちの様子など)


新型コロナウイルスの特徴の一つとして、成人と比べ子どもたちの重症化率が低いということが挙げられます。
しかし、核家族世帯が少なく、二世代、三世代の家族が同居することが全く珍しくないミャンマーでは、周囲の人の命を守るために、子どもたちも年代別の罹患した場合のリスクを知っておくことはとても重要です。
特に現在の情勢下だからこそ、一人一人の意識や行動が大きな意味を持つことを知ってもらうために、勉強会の中ではSNSなどに投稿されるたくさんの“生の声”をスライドに映すなど、リアルな国の現状を伝えることも大切にしました。
写真の中には、困難な中で助け合う人々の様子も含まれていました。
*スライドで取り上げた投稿は、全ての子どもたちに適していると思われる写真・文章を選択しました。

ミャンマーという国の中において、Dream Trainは「守られた場所」と言えるのだと思います。
だからこそ、現在の自国の状況や病気のリスクを正しく知り、その上で感染防止の具体的方法や、今自分自身が何をすべきか・何ができるのかを全員で確認できた時間は、とても有意義なものとなりました。

全ての子どもたちの幸せを願って

「未来の希望である子どもたちが、安心して生きていくことができる環境を作りたい。
そして、子どもたち自身の手で、思い描いた世界を実現していって欲しい。」

そんな思いで、Dream Trainはこれからも活動を継続していきます。

子どもたちの日々の様子をアップしています。ぜひご覧ください!

Dream Trainインスタグラム
https://www.instagram.com/dreamtrain_yangon/?hl=ja

Dream Train You-Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=PCVE0fBt5Ew&t=9s

▼プロジェクトの詳細はこちらから
Dream Train 子どもたちの夢や未来を育む養育施設

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