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【RIKAjob】RIKAjobという同志がいること – 大間病院での看護体験レポート

up 2025.06.18

本活動レポートは、Japan Heartのプロジェクトのひとつ RITOU(離島・へき地)、IRYO(医療)、KANGOSHI(看護師)支援サイト「RIKAjob」よりお届けします。RIKAjob サイトはこちら

「赴任初日に届いた、看護部長の手作り弁当」──
そんな心あたたまるエピソードから始まった青森県・大間病院での看護師さんの体験レポート。
人とのつながり、自然の恵み、そして地域に根ざした医療のあり方を、肌で感じた日々を語っていただきました。

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大間病院での第一印象は【周りがみーんな暖かい】でした。

数日もすればフラットな関係で皆さんが接してくれ、本当にうれしく、感激したことを今でも覚えています。

吉田総看護師長は事前連絡から愛がある対応でした。印象的だったのは大間に入って数日後のこと。「今家にいますか?」と連絡があり、返事をすると、寮に総看護師長の手作りのお弁当が届きました!!

ここではみんなに感謝され、大切にしてもらえると当初から感じられる場所でした。

そして、そんな大間病院には、私の赴任した期間に2名のRIKAjobメンバーと赴任期間が重なりました。

初めましての時は、何を話していいものか戸惑っていましたが、話し始めればさすがRIKAjobからとあって、各々が芯のある看護への思いを持って臨んでおり、話が尽きませんでした。そして、同志が一緒に居てくれるという安心感が常にありました。大間の地で、思いきり語りたいだけ看護を語ることができたことが貴重で嬉しい時間でした。

大間はマグロという印象が強いですが、昆布などの海藻類がとても生き生き育っていて美味しいです。昆布やタコが外に干してあるのは、もう見慣れた光景となりました。その他にも、風間浦村の鮟鱇、佐井村のうに、陸奥湾のホタテなど、多くの海の幸があります。

RIKAjobという同志がいること - 大間病院での看護体験レポート

RIKAjobという同志がいること - 大間病院での看護体験レポート

他の地方から派遣されてきた私達RIKAjobメンバーは、地元の人の【当たり前】に毎回感動しながら共に海の幸を堪能しました。

また、朝日、夕日、普段通る何気ない海沿いの道に心を打たれ、山の中の露天風呂、満開の桜ロードをお散歩して癒され、早朝に出発して八戸の朝市へ出掛け、世界一のモール温泉に寄り道して帰ってくるなど、青森に居るからこそ出来ること、見られるものを一緒に楽しみました。

RIKAjobという同志がいること - 大間病院での看護体験レポート

RIKAjobという同志がいること - 大間病院での看護体験レポート

この赴任期間、ひとりでは出来なかったかもしれない体験がRIKAjobという形を通して出来たことで、より充実するものになっています。看護だけでなく、その地域を五感で感じるということもまた、へき地に来る魅力かと思います。

大間に来たことで、ここに来なければ出会えなかった仲間の存在があり、知ることのできなかった医療の形があります。
ただへき地で働くということではなく、そこでの学び、そしてやはり出会える人との縁は私の財産となりました。

このようなご縁をいただき、経験をさせていただき本当に感謝です!!

看護師Y

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ジャパンハートでは、医療の届きにくい地域に看護師を派遣し、地域と共に歩む医療支援を続けています。
今後も、ひとりでも多くの看護師が安心して現場に向かえるよう、ぜひ応援をお願いいたします。

▼プロジェクトの詳細はこちらから
RITOU(離島・へき地)、IRYO(医療)、KANGOSHI(看護師)支援サイト
離島医療といえば沖縄を思い浮かべるかもしれませんが、日本には奄美や長崎などにもたくさんの離島があります。あなたの人生のほんのひと時、へき地離島で働くことが「支援」になる。それがRIKAjobの提案です。

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