カンボジア
途上国の医療支援
2025年10月、カンボジアの首都プノンペンの近くに、高度医療を中心とした小児疾患の治療や、乳幼児死亡率を減らすための小児診療を行うことを目的に、200床の完全無償病院「アジア小児医療センター」を開院しました。また将来的には、ミャンマーやラオスなどの周辺国からも貧困層の患者を受け入れ無償で治療するとともに、現地の医療者の育成も図っていきます。
ジャパンハートアジア小児医療センター 新病院開設プロジェクトについてはこちら
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ジャパンハートは2004年の設立以来、「医療の届かないところに医療を届ける」というミッションのもと、東南アジアを中心に無償医療を提供し続け、累計30万件以上の治療を行ってきました。主な活動地域は、貧困と医師不足が深刻なカンボジア、ミャンマー、ラオスです。
2018年にはカンボジアに「ジャパンハートこども医療センター」を開院し、小児がんや難病を抱える子どもたちの受け入れを本格化しました。既存の40床の病棟はすぐに満床となり、これまで年間100件以上の小児がん治療を提供してきました。しかし、カンボジアでは年間600人以上が小児がんを発症する一方、現状のキャパシティでは6人に1人しか治療が届きません。さらに来院時には既に病状が進行しているケースが多く、半数の子どもが命を落としていました。

2018年に開院した「ジャパンハートこども医療センター」。
新病院開院後の現在は、ポンネルー地区の地域医療や巡回診療の拠点として活動している。
小児がんの高所得国の5年生存率は80%に達することから、医療にアクセスさえできれば多くの子どもを救える可能性があります。そのためには、より大きな医療拠点の整備、高度医療機器の導入、そして現地医療者の育成が不可欠となっています。
アジア小児医療センターが開院したことで、カンボジア国内外からの受け入れ患者を増やしていきます。
また、新病院での教育プログラムを通して、カンボジアやその周辺国の医療者のレベル向上に貢献します。


アジア小児医療センターを、アジア全域の高度小児医療と医療者育成の拠点とし、必要な子どもたちに医療を届けるとともに、国内外から医療従事者を受け入れ育成することを目指します。

PHASE1 (2025年)
100床でスタートし、カンボジアで年間約300人小児がんと診断される患者のうち約150人を受け入れ、治療件数の拡大を目指します。
PHASE2 (2026年)
200床に拡大し、国内外の医療機関と連携しながら、小児がんを含む多様な小児疾患の早期診断・治療体制を構築します。
PHASE3 (2030年)
周辺国から患者と医療者が集まる、アジアを代表する小児医療・育成拠点となり、アジア全体のサバイバルギャップの解消を目指します。
新病院の構想者でもある吉岡秀人が、ジャパンハートアジア小児医療センターのビジョンを語っています。
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