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長期ボランティア主催 第二回Dream Train運動会
up 2018.12.17

第二回Dream Train運動会を開催しました。
今回は、子どもたちに企画から運営までをしてもらいたいということを伝えました。
まずは男の子、女の子それぞれ3人ずつ、計6人の運動会を運営してくれるリーダーを子どもたちに選出してもらいました。
なぜそうしたかというと、ミャンマーの教育は「考える力」を育てるという教育ではありません。
学校で習ったことも全て丸暗記、情操教育もありません。

日本の学校では運動会や文化祭など自分たちで考え作り上げていきます。
その中で自分たちの意見を出し合い自分たちの意見をぶつけ合って、それをみんなで形にしていくことの楽しさ、
達成感を感じることができます。
そして仲間同士の絆が強くなる、また、自分の仕事に責任を持つこと。
今回の運動会では、そういったことを経験してほしいと思いました。

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親

リーダーたちの仕事は大まかに
1 競技を決める
2 チームを考える
3 運動会で必要なものを準備する
4 当日の進行
です。

さあ、リーダーも決まったし、楽しい運動会にするぞ!と思っていた矢先、さっそく問題が発生。
リーダーに選ばれた女の子の一人が、頑なに「やりたくない」と言ってきました。
理由を聞くと「私にはできない、自信がない」と…..
その子は前回の運動会の時の騎馬戦の決勝戦で勝利し、静かに涙を流しでいた子。
普段はひょうひょうとしているように見える子ですが、人一倍プレッシャーを感じていたのだと思います。
そして今回も、責任とプレッシャーを感じているのでは…と、思いました。
私は彼女に話しました。

「そうだね、今までやったこともないし、不安だよね。
でも私も何かを始めるときは不安だよ。前回も今回も運動会を提案した時も、みんな楽しんでくれるかな、大丈夫かな、と思ったりした。でも、出来るかできないかは、やってみないとわからない。」

そんな話をすると少し考え、「やってみる」という言葉が返ってきました。
彼女の表情からは、まだ少し不安も見て取れましたが、そうやって一歩を踏み出せた彼女を私は誇りに思いました。

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親

運動会に向け、リーダーたちで何度も話し合いをしました。競技を決めるときには、次々と案が浮かび、「運動会は1日で終わるの?3日間ぐらいやろうよ!」と、かなり盛り上がっていました。
話し合いをする中で、男女で意見が対立。喧嘩もおきました。
「眠たい~」とだらけてしまうこともありました。そんな時は「眠たい」は禁句!と、約束もしました。

このような感じで話し合いを重ねて迎えた当日。
運動会の進行は全部任せると伝えていたこともあって、リーダーたちは何だか少し緊張気味。
しかし、色々とメモをした紙を片手にリーダーたちはみんなそれぞれの役割を考え、自分のできる仕事に一生懸命に取り組んでいました。
最初の競技のパン食い競争では、リーダー以外の子どもたちも、ひもを持ったりパンを付けたり、誰に言われるでもなく進んで手伝いに参加し、回数を重ねるうちに自然と要領をつかみ、かなりスムーズに!!

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親

勝ちたくて、一生懸命で、それが故、喧嘩になってしまったこともありました。
喧嘩になった当人同士で話し合いをしました。文句を言ってしまった側の子は、言ってしまったことに対して後悔をしている様子。
その子は普段からなかなか素直になれず、意地を張ってしまうところがあります。
仲直りはしたものの、結局それから最後までその子は残りの競技に参加しませんでした。きっと自分の中で色々と葛藤があったんだと思います。
自分なりに考え、乗り越えてほしいな、本当に薄くてもいい、自分の殻を一枚破ることができたらいいなと思います。

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親

さあ、色々とあった運動会も結果発表の時間になりました。
それぞれのチームに、そして今回この運動会の中心になって運営してくれたリーダーたちに、自然とコールと拍手が起こりました。
毎月の誕生会の時にも感じるのですが、この子たちは人の頑張りを素直に認め、
嬉しいことを全力でお祝いし一緒に喜ぶことが出来る、本当にまっすぐだなあと感じます。

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親

リーダーを含め子どもたちは自分たちなりに考えそれぞれが自分のできることに全力で取り組む、
それが大きな力になって最後には大人も子どももみんなに笑顔の花が咲いた。
素敵なパワーを持っている、全力で運動会に取り組んだみんなに拍手を、
何よりもみんなの中心になって頑張ったリーダーたちに大きな拍手をもう一度送りたいと思います!

長期体育担当ボランティア 山縣

ジャパンハート ドリームトレイン ミャンマー 里親
(先生たちも、制服で一所懸命頑張りました!)

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