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命をつなぐBLS(一次救命処置) ~第一弾~
up 2018.11.27

スースーダイ!

長期インターンの大城です。
雨季が明け、からっと晴れた日の続くカンボジア、私もあっという間にここに来て半年がたちました。
思い返すと、とにかく早く過ぎていく日々に追いつくのがやっとでした。
そんな充実した活動の中で、先日インターン応募当初から開催したいと思っていたBLS講習をカンボジアの高校生向けに行うことが出来ました。

BLSというのはBasic Life Supportの略称で、日本語で言うと一次救命処置といいます。
心肺停止状態の人へ行う、一番初めの救命処置です。BLSは胸骨圧迫と人工呼吸、AEDの使用をあわせた救命処置です。
どんな原因でも、どんな優秀な医師でも、どんなに最先端な病院でもこのBLSがなければ命を繋ぐことはできません。
心臓突然死、交通事故、窒息、すべての事例で心臓の機能が止まってしまえば初めにBLSを行います。

今回はそんなBLSを病院前医療を担う救急救命士として、病院に着く前にどうやったら命を救うことが出来るか、というのをカンボジア日本友好学園の高校3年生にレクチャーを行いました。
*カンボジア日本友好学園は夢の架け橋プロジェクト~カンボジア奨学金支援~の奨学金生を多数輩出している中高一貫校です。

ジャパンハート 国際医療ボランティア カンボジア活動レポート

真剣に話を聞き、実技では積極的に胸骨圧迫をしてあーだこーだと互いに教えあう生徒たち。
楽しくしっかり学ぶことができ、有意義な時間になりました。

日本では学校や職場、自動車学校で習うBLSですが、カンボジアではまだまだ認知度が低いです。
道端に倒れている人に手を出すと財布や携帯を取ろうとしていると周りの人から疑われ暴行にあうこともあり、近づいて救命処置を施すのもかなり勇気のいる事だそうです。

そんな国で行うBLS講習。
私はすごく意義のあることだと感じました。

まずは若い世代から「命を繋ぐためのBLSというものがあるんだ」というのを知ってもらう。
人が倒れた時、少しずつでも、そうやってBLSというものが広がっていけば
今までは助からなかった命が助かるようになるかもしれない。
誰かの「あの人を助けたい!」という気持ちが行動として出るかもしれない。
目の前で倒れた自分の大切な人を助けることが出来るかもしれない。

そう思っています。

そして今回のBLS講習でとても嬉しかったことが一つ。

一緒にお手伝いに来てもらっていた奨学金生が講師をしてくれました。
2日間レクチャーを行ったのですが1日目に私がやっていた講師のポジションを2日目は奨学金生が代わってやってくれました。

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やはり、日本語→通訳→高校生だとタイムラグもありちゃんと伝わっているか不安でしたが、カンボジア人→カンボジア人だと伝達も早く距離の近い、理想的な形だと感じました。

カンボジア人同士で教えあい、大切なことを広めていける流れができれば最高だとニヤニヤしながら奨学金生が堂々と話しているのを見ていた大城でした。

ということで、シリーズ第2弾はBLSの復習+交通事故の防止・対応を企画しております!お楽しみに!

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長期インターン 大城(救急救命士)

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