貝原 旭騎(かいばら あきのり)

貝原 旭騎(かいばら あきのり)
災害支援・対策セクション コーディネーター

メッセージ

「人生はカヌーを漕ぐようなものだ」と、ある尊敬している方からは教わりました。人生に待ち受けている困難を「暗礁」とし、それを乗り越えていくさまのことを指しているらしいのです。
「暗礁」を乗り越えていくからこそ、人間というのは、人生というのは、面白いのだと思いますが、そのカヌーの旅では自分では乗り越えられない「障壁」にぶつかることもあります。“法や制度の手は及ばず、守ってもらえる手がない領域”とでもと言い換えられるでしょうか。
能登半島地震は、碑益者の前に、法の儚さを知った日々でした。

皆さまの、特に、共にこれからの世界を担っていく若人の「障壁」を取っ払うお手伝いをしたい、伴走をさせていただきたいという想いから日々各地で走り回っております。
今、この地球上には数えきれないほどのミッション(社会課題)があります。でも、思い返してみると、ミッションを解決させるために、これまでの天才的な発明は生まれてきた、こうも言えると思うのです。
複雑な社会課題が点在している現代でも諦めることはなく、全ての関係者の皆さまとの対話を忘れずに、同じ志を持つ人や機関のコーディネーションならびに過去にないスキームやプラットフォームの発明を目指し、効果・成果の最大化を実現させることをもってして、地球上の全ての命が生まれてきて良かったと思える世界を皆さま方と実現させていきたい。そのために自分の限界を勝手に決めることなく、やれることは全てやる。これが私の「遠く先に霧に隠れながらも見えている景色とそこへ向かってカヌーを漕いでいる理由」です。

いろいろかっこつけましたが、「生まれ育った大好きなまちで、旭に照らされた人々が笑っている姿を眺めていたい。」そのためにただひたすらもがいているだけなのかもしれません。

【経歴】
ジャパンハートが誕生した年の「救急の日」に生まれる。
幼少期より、ボーイスカウトや山村留学などの野外教育(ノンフォーマル教育)にて、「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」、自身がアドバンテージとするスキル・ナレッジ・マインドをどう社会に還元し、人と地球により良い未来をどう創っていくべきなのかを教えられ育つ。それを追及、実践すべく大学を休学し、現職に至る。

趣味

地元の人しか知らないような名店を探し求め、また秘境を追い求め、さらには桜へと駆け抜ける旅。 前例のない未踏のものに挑戦すること。

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