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ジャパンハートこども医療センター開院3周年のご報告

up 2019.06.11

2016年、ジャパンハートが団体の活動理念「医療の届かないところに医療を届ける」のもとカンボジアに開院した病院は、貧困により医療を受けられない患者に対し無償で診療・手術をするための医療活動を現地でスタートさせました。開院して3年、病院の存在は徐々に地域に根付き来院者数は増加、病院を拠点に弊団体の活動の幅も広がりつつあります。

医療活動

1)「ジャパンハートこども医療センター」
2016年に開院した病院は、2018年6月、小児病棟を拡張し「ジャパンハートこども医療センター」と名称も新たに、小児診療部門を強化しました。2018年8月からは、固形腫瘍を患った小児がんの子どもたちの治療を開始、同年12月からは、日本の4連携小児外科チームによる小児固形腫瘍(腎芽腫, 肝芽腫、神経芽腫等)の手術を行っています。小児がん患者は初年度5~10名の受入れを計画していましたが、既に23名に達し、小児がん病床15床は満床の状態が続いています。

ジャパンハートこども医療センター開院3周年のご報告

患者は病院が位置するカンダール州内を中心に近隣州からも集まり、2018年度診察件数は 成人10,593件、小児1,652件、手術件数は1,038件(うち小児195件)となりました。また、周産期活動では外部のヘルスセンターで出張母親学級を開始しました。

ジャパンハートこども医療センター開院3周年のご報告

病院スタッフは医師10名、看護師31名、助産師8名、薬剤師1名、管理栄養士1名、調理師1名、事務方スタッフ19名が在籍し(日本人およびカンボジア人計)、カンボジア人医療者の人材育成や日本人看護師研修生の研修も行っています。また、日本から短期ボランティアとして年間197名の医療者(医師、看護師、助産師等)及び95名の一般参加者の受入れを行いました。

ジャパンハートこども医療センター開院3周年のご報告

2)提携病院での活動
2018年5月より連携病院(チューンプレイ病院、ロカカオン病院、プレイチョー病院、バティエ病院)で計6回以上の外来診療や手術活動を実施しました。また、近隣小学校を中心とした2回の健康診断活動、そして訪問看護活動を行いました。

3)給食センターの立ち上げ
2018年12月から給食センターの建設工事を開始し、今年6月末に俊工予定。小児がんの子どもたちに、安全で栄養価の高い給食を提供していきます。

医療学生支援活動

未来の医療者育成のために弊団体が実施しているの奨学金制度「夢の架け橋プロジェクト」は、2018年度は、カンボジア日本友好学園に加えブロモプロム高校、メサン高校、フンセン高校、プラティエット高校の5校で奨学生を募集し、5名(医学部生1名、看護学部生4名)を採用しました。また、医学部学生1名と看護師学生2名が大学を卒業し、それぞれが医師と看護師としてジャパンハートこども医療センターにて2年間の卒後研修を開始しています。ジャパンハートこども医療センターでの2年間の卒業研修をしている3名のうち1名が任期を終え、正規スタッフとして採用されました。現時点での在籍奨学生は計29名(医学部生13名、看護学部生11名、医師1名、看護師4名)です。

これらの活動は、ひとえに皆様のご支援の賜物であり、ここに改めまして感謝を申し上げます。引き続きご指導、ご支援下さいますよう今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

※文中に含まれるデータは2019年3月時点のものです。

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