日本発祥の国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜)は、11月17日(月)および18日(火)に石川県輪島市門前町にて、輪島市社会福祉協議会との連携で新たな医療支援活動を実施します。

今回の活動は、ジャパンハート災害医療支援チームが能登の自治体やクリニック等と連携しながら現地支援を継続するなかで、地元の人々の「外出頻度低下」「医療機関受診低下」の傾向が浮き彫りとなったため、その課題に対しアプローチする形で行う運びとなりました。
当日は、医師・看護師・作業療法士・調整員などから成る医療支援チームが現場に入り、医師の問診含む健康チェックに加え、作業療法士による立ち上がりチェック・認知機能確認、さらに日常生活における身体の困りごとのヒアリングなども行います。
これらのサポートや個別コミュニケーションを通じて、単発受診に留まらず、今後の外出機会の増加や持続的な医療機関の受診勧奨につなげていく狙いです。

なお、ジャパンハートの能登半島支援においては、2024年1月3日に現場入りして以降、4月半ばまで安心を届けるため常駐支援を実施。同年6月より「おしゃべり喫茶」と題した、新たな仮設住宅でのコミュニティ再形成(メンタルケア/災害関連死対策)などを目的としたサロン活動を開始し、現在も毎月現地で開催しています。被災地の状況の変化に応じて、その時々のニーズに合わせた支援を続けています。
お問い合わせ先
特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:上村
電話:03-6240-1564(平日10時~17時)
メール:publicity@japanheart.org

