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2025.06.25
国内外の医療現場で看護に携わり続ける坂本看護師。2021年からジャパンハートの一員として国内のへき地やカンボジアで活動し、現在は離島医療に従事しています。多様な現場で見つめた「看護師として本当に大切なこと」とは何か ー その思いを伺いました。
2021年から1年半、国際看護師研修生(現:国際医療メディカルチーム)として国内へき地で半年間、カンボジアで1年間活動していました。現在は離島の診療所で働いています。
これまで医師の判断や医療機器に頼っていたこともあり、もっと自分で観察し、考え、判断する能力を身に付けたいと思ったからです。さらには現地の医療者と協働して直接患者さんに看護ケアが出来ることも魅力でした。
日本にいると医療現場において専門性が重視されていますが、私は海外医療の活動を通してマルチに動ける行動力と判断力、そのための知識の必要性を経験しました。「いま私に出来る事は?」と考える様になり、以前より視野が広がり、看護師という役割の枠に囚われずに考えられるようになったと思います。それは、離島で働く現在にも活かされています。

海外で(国内へき地含め)多くの患者さんと関わる中痛感したのは、無意識に私自身の固定概念の中に当てはめ、患者さんへの説明やケアの判断をしていたということでした。患者さんと常に関わる看護師だからこそ、患者さんの背景・考え・気持ちに目も耳も心も傾け、本当の意味での傾聴する姿勢を忘れてはいけないと考えています。
海外の活動では、言語・習慣・環境、そして価値観も違うからこそ、関係を構築するために相手をより知ろうとするし、そのためにより一層丁寧に向き合う・関わり合う姿勢の大切さを改めて感じる経験となりました。看護師として、患者さんの身体の治療だけではない心に寄り添うケアは、国を超えても、そして特別な医療機器も薬も要らないけれど、相手を救うことに繋がっているのだと感じます。
▼2024年よりACジャパン支援キャンペーンがスタート
ナレーションに江口洋介氏 ―東南アジアでの活動と日本の医療の「つながり」を描く―
https://www.japanheart.org/sys/topics/press-release/240701_acjapan_newad_japanheart.html