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2020年 年末のご挨拶【ジャパンハート】
up 2020.12.31

2020年も残すところあと僅かとなりました。
本年も、ジャパンハートを支えて下さった皆様に、スタッフ一同深く感謝申し上げます。

本年は、新型コロナウイルス感染症の拡大から社会にもたらされた多くの影響に、誰もが不安の多い時間を過ごした1年だったと思います。
そのような中でも、他者を思いやる心とともに、私たちの活動を支えて下さり、本当にありがとうございました。

国と国、人と人の繋がりの連鎖で成立していた私たちの生活が、物理的に隔たりを受け、
それが不便や、困難となる多くの事象の反面、
人と人のつながりや、「そこに当たり前のように何が介在していたのか」が実感できる機会にもなりました。

活動への影響

私たちの海外医療支援活動においても大きく制約・影響を受けた1年でした。
代表的な事象の一つですが、活動各国の水際対策により国際線の離発着の停止や、隔離政策の実施により、
途上国で小児がん治療をはじめとする高度医療(外科手術)を実施する為、日本の大学病院などから招聘していた医療専門家チームの出入国が、ある日突然困難となりました。
今現在も、その影響は続いており、
現地に残る、長期滞在している医療スタッフや最高顧問の吉岡秀人を中心に可能な限りの治療や活動を行っています。
2021年も影響を受ける事は間違いなく、医療を届けるため、社会からの要請に応えるために、現在の活動形態の基盤強化に加え、現地化(人材育成)を急速に進める事であったり、遠隔での診療支援ツールを更に積極的に導入していくなど、一つ一つ策を打ち、変化・進化し続けてていかなければなりません。

医療崩壊を防ぎ、「医療の届かないところ」を作らない

日本国内においては、新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐために、
医療関係機関、医療従事者に対し、我々が出来る活動はなにか、を考え続け、今も活動継続中です。
今年の4月には医療物資が枯渇する緊急事態に陥っていた医療機関へ”最短・最速でマスクを届ける“をミッションに、
#マスクを医療従事者に プロジェクトを立ち上げました。
クラウドファンディング及びチャリティ・オークションを実施し、48時間で14,605名の方から1.5億円の寄付を頂き、
200万枚のマスクを全国726の医療機関へ配布する事ができました。

現在も上記のような医療物資支援に加えて、全国各地の病院や介護福祉施設に、医師・看護師等で構成される医療チームの派遣を継続しています。クラスターが発生すると、感染による欠勤や人材派遣会社の撤収により、深刻な職員不足に陥ります。また医療機関の病床ひっ迫により、福祉施設で陽性患者を治療しなければならない等、外部からの適切な支援が必要となります。
12月23日時点で、7都道府県9都市にある18の病院・介護福祉施設に、のべ計71名を派遣しています。

ジャパンハートの「Value」

本年、私たちの大切にする価値観である「Value(バリュー)」を制定しました。

Japan Heart Value


1.自分の人生と同じように、相手の人生を大切にする。
2.社会全体の幸福最大化を常に考え行動する。
3.出会いを最高の価値あるものにする。

今年の国内外での活動も、様々な変化や困難に対して、
今できることとValueと照らし合わせながら、
自分たちが提供できる価値や、寄り添う支援・活動について、また、医療が持つ可能性について、
改めて深く考えていく年でもありました。

御礼・最後に

本年もさまざまな困難に直面しながらも、活動を継続することができるのは、
ともに支え、歩んでくださる“皆さま”がいたからにほかなりません。

2021年も、ジャパンハートは国内外問わず、医療支援を継続するとともに、
心の豊かさの軸を加えた、未来医療の創出に「挑戦」していく年となります。

自分自身やご家族のかけがえのない人生と同じように、
人の人生を大切に思いやり、関わり・支えて下さる皆さまに。

ともに、人と人が支えあう未来を創り出すことに取り組んでくださる皆さまに。
心からの「感謝」を申し上げます。

来る年もジャパンハートを何卒、宜しくお願い申し上げます。

最後になりますが、このたびの新型コロナウイルス感染拡大による影響を含め、困難な状況におられる全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2020年12月31日

ジャパンハート
事務局長
佐藤 抄

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