活動レポート

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ラオス事業の現状~日本人職員がいない中で~
up 2020.07.27

サバイディー。ラオススタッフのスーです。

 新型コロナウィルスの影響で、ラオスから日本人職員がいなくなって、早くも3か月が経とうとしています。ラオス人職員だけでの業務にも慣れ始めてきましたが、この3か月は本当にいろいろなことがありました。

 まず4月1日から5月17日までの間は、ラオス国内もロックダウンとなっており、外出も制限されていたため、事務所に行くことができませんでした。普段は事務所で保管しているパソコンを家に持ち帰り、各自自宅で業務を行いました。遠隔で業務を行う難しさもありましたが、それ以上に不安だったのが、事務所のセキュリティです。普段は日本人職員の寮も兼ねているため、必ず誰かがそこにいます。しかしこの期間は、敷地内に24時間人がいないこともあり、空き巣に入られる不安を実際に感じていました。1週間に2回、総務のローさんが短時間だけ事務所に行き、内部の確認をしつつ、人がいることを外部に示すことにして、この対応をしました。実際には何の被害もなくこの期間を過ごすことが出来ました。
 
ラオス事業の現状~日本人職員がいない中で~

 5月18日以降は国内の移動も緩和され、事務所で業務を再開しました。国内の移動が緩和されたということはつまり、各機関の業務が再開したり、ウドムサイ病院に患者さんが戻って来たりといった変化も起きたということです。そのため、業務の内容という意味で、本格的に再開といった形になりました。そうするとまた、日本人職員が現地にいないことの問題点がいくつか発生しました。その中でも特に大きかったのは、書類の作成とコミュニケーションについての問題です。

 ラオスでは、プロジェクトの申請や実行の際に、政府への書類の提出が必要になります。そこには代表者のサインが必要で、普段は日本人職員が署名をしてくれていますが、不在となった今、それが叶わなくなりました。政府の担当者と相談し、委任状を作成することで、ラオス人職員のサインでも代用できることになりましたが、1つ大きな問題だと感じた部分です。

 もう1つのコミュニケーションについては、今でも課題が尽きません。もちろん、メールやメッセージアプリ、さらにはZoomを使ってのコミュニケーションを取ることはできますが、今すぐ返事が欲しい件や、ちょっと相談がしたいという時に、気軽に話しかけることができないのはやはり不便に感じます。また、日本とラオスでは2時間の時差があります。たった2時間とはいえ、日本では業務時間外となった後に相談をしなければならないこともあり、その点は申し訳なく感じています。コミュニケーションを取ることが出来ないわけではないですが、やはり現地で一緒に働いている時に比べると、やりにくさを未だに感じています。

 これらに加え、ウドムサイ病院での診察サポートにも、ラオス人職員だけで出向いたりしています。いろいろと不便や不安を感じることもありますが、ラオス人職員が一丸となって、ラオス事業とラオスの患者さんを守っていきます。一刻も早く日本人職員が戻ってくることを願いつつ、それまではラオス人職員も成長する機会だと捉えて、日々精進してまいります。

ラオス事業 スー
(翻訳・編集:杉山)

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