活動レポート

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酢豚のパイナップル
up 2019.04.05

スースダイ!カンボジアアドバンスナースの福田です。
カンボジアでの生活も11カ月目に突入しました。

唐突ですが、私は甘いパイナップルが嫌いです。ましてや、調理されて温かくなったパイナップルは本当に苦手です。小学生の時に給食のおばちゃんに「酢豚のパイナップルはみんな嫌いだと思う」と仮説を言い、次の給食の酢豚にパイナップルが入っていなかったときには、自分の一言の影響力を感じたものです。豚肉を柔らかくするための科学的根拠のある組み合わせだそうですが、どうも私は味がだめです。私のパイナップル嫌いは幼馴染たちには知られた話です。

そんな私がある日、カンボジアでペロリとパイナップルの入ったスープを食べてしまったのです。病院近くのご飯屋さんに行ったときのことです。その日はすごく疲れて目を閉じれば寝てしまいそうな日でした。目の前に出されたスープをよく見もせずに食べていると、なんとなくパイナップルの味がするのです。違和感を感じながらも、「意外といけるなー」と思い、なんだか早く食べて家に帰ろうという気持ちが勝って、ついにパイナップルのスープをたいらげてしまったのです。

つまり何が言いたいかというと、パイナップル嫌いは小さなこだわりだったのかなということです。カンボジアで生活してみて、生活がシンプルになったなと感じます。これまで日本で生活していた時は、好きな柔軟剤なしに洗濯は嫌でしたし、化粧水はこれが好き、コンビニに行ったら迷わずチーズを買うなど、自分の中の決まり事、当たり前がありました。
しかし、カンボジアに来て生活をしていると、好きな柔軟剤も化粧水もチーズも手に入りません。ないことが当たり前の生活をしていると、それらは小さなこだわりだったんだなと思うようになりました。

物がたくさんあることだけが豊かではありませんでした。日本での生活から引き算された生活ですが、これもまた豊かです。

パイナップルや柔軟剤の話は好みの話になりますが、物事の考え方もこだわっていないかなと思う日々です。こうでないとだめ!と思い込んでいたり、人の気持ちも考えず何かにこだわっていたり。それを誰かに押し付けていないかなと考えるようになりました。
シンプルな生活の中で、自分が大切にしたいことも見えてくるのかなと思います。感性を磨いていけるようになればいいなと思っています。

酢豚のパイナップルから脱線しましたが、シンプルな生活がいろんなことを気付かせてくれたというお話でした。

ジャパンハート カンボジア看護師研修

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