小鯖 貴子(こさば たかこ)

staff_kosaba ラオス 小鯖さん

小鯖 貴子(こさば たかこ)

メディカルコーディネーター

出身地:岩手県
趣味:読書、散歩
活動国:ラオス
専門科(経験科)
高度救命救急センター:7年、ICU:5カ月
内科病棟:1年、デイサービス3カ月
アシスタントナース(オーストラリア)3カ月
卒業年度:2006年3月看護学校卒業
ジャパンハートでの活動開始:2015年1月(研修参加)

※掲載の内容は2020年1月時点のものです。

活動地での業務内容・役割を教えてください。

活動時期や短期ボランティア参加者の調整や連絡、医療活動に向けた準備と管理、各活動予算作成と報告、政府・病院関係者との会議、プロジェクト管理をしています。

スタッフインタビュー ラオス 看護師 小鯖さん

ジャパンハートで活動を始めた理由を教えてください。

東日本大震災のときに、地元がたくさんのボランティアの方々に支えてもらったことを知り、感謝とともにボランティアというものに興味を持ち始めました。そして地元を支援してくださった一人のボランティアの方が言っていた「ボランティアはそこに根付いて信頼関係をつくり人とつながっていくことが大事」という言葉がとても印象的で、自分もやってみたいと思うようになりました。

地元が被災されたのですね。それは大変でしたね。。。
そのあと、ボランティアに興味を持たれたということですが、地元や日本ではなく、海外でのボランティア活動をしようと思ったのは、どういう想いからでしょうか?

はじめは被災地支援をしたいと思い、ボランティアを始めました。しかしジャパンハートを通して海外の現状も知り、医療を必要としている場所は世界にたくさんあることを痛感しました。研修終了後に、東北沿岸道路を通って帰る途中「世界のみなさん、ありがとう」という看板を見つけた時、私の地元は世界のみなさんが支援してくださったんだとしみじみ感じたんです。実際海外にでていろんな方から日本の震災について心配する言葉も頂きました。人とつながる場所は日本だけではないと頭に浮かび、日本でも海外でもこだわらず、流れに任せて自分の身を置いた場所で信頼関係を大事にしようと思いました。

日本と活動地ラオスでの医療はどこが違いますか?違わないところは?

違いは、歴史としてフランス領地だったため、今も医療用語がフランス語であったり、西洋医療には頼らず伝統療法を大事にしている地域もあったりします。病院受診は前払い制なので、お金がなければまず受診は不可能ですし、検査もお金が払えるかどうかで変わってきます。

よく聞くのは、自分の国の医療に対する不信です。お金があれば隣国へ行く、海外の医療団体が来たらそちらに行く、など自国の医療に対する感覚(信頼度)は日本と大きな違いがあると思います。
実際の医療においては、ストレッチャーの向きは足からではなく頭から、病棟に入るときに医療者は靴のまま入るが患者家族は靴を脱ぐ、病院食はなく家族が作る、村の外で亡くなると村に入れないという理由から、病院で心停止状態になったとしても酸素をして救急車に乗せて村まで送り届けたりします。

違わないところは、一生懸命に命と向き合っているところは医療者として一緒だと思います。現地手術室の看護師が、「自分のスキルが上がれば、手術の時間も短くなって、患者さんに優しいでしょ」と言っていたのがとても印象的で、彼女の手術の直接介助は常に先を読む、無駄のない技術に圧巻でした。

スタッフインタビュー ラオス 看護師 小鯖さん

現地で医療をする楽しみはなんですか?

想像だけだったものがどんどん形になり、医療が届いて患者さんの笑顔が見られるのが楽しみです。

形になるというところをもう少し具体的にお聞かせいただけますか?

現場からのニーズや自分たちが描く医療の形を頭の中だけの思考から現実に(行動に)落とし込んでいき、それがいろんな反応・影響として現れてきたときに、いかに”よいもの”として医療を提供できるか、みんなで話し合いながら進めてきました。国や文化の違いからの視点の多様性を組み合わせながら、チームで同じ方向を向いて一つひとつを丁寧に医療活動の形にし、その結果が患者さんの笑顔と一緒に頑張ったチームメンバーの笑顔につながった時、心から幸せを感じました。

活動地での忘れられないエピソードがあれば教えてください。

体に麻痺がありベッドで上だけしか見ていなかった人が、支援を受けることでいろんな希望を見出し、リハビリに励み、必死に生きようと変化していった姿が忘れられません。

スタッフインタビュー ラオス 看護師 小鯖さん

帰国後のキャリアや見通しはどう考えていますか?

臨床看護師にこだわらずとも、人が幸せと感じられるような医療のアプローチに携われたらいいなと思います。


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