活動レポート

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【災害支援・対策(iER)】3月にロジステップアップ研修を実施しました

up 2026.04.10

災害支援・対策セクションでは2026年3月28日に登録ボランティア向けのステップアップ研修を実施しました。
本研修は、災害時の医療支援活動を支えるロジスティクスの役割を理解し、後方支援と現場対応の両面で実践できる力を養うことを目的としました。
ロジスティシャンはあまり聞きなれない単語ですが、人・物・情報を適切に調整し、活動がスムーズに進むように支える「調整員」です。

研修内容

災害時の支援は、現場での医療行為だけでなく、その前段階となる情報収集や人員・物資の調整によって支えられています。研修では、発災直後から先遣隊・本隊の派遣に至るまでの流れを学び、状況に応じた判断や対応の重要性を確認した後に、後方支援としての交通や宿泊の手配の演習も実施しました。
演習では、災害時の不確実な状況を踏まえ、複数の選択肢を検討する必要性と発災時の情報の精査の難しさを学びました。特に、交通経路の選定では使用できない道路や、新幹線も目的地手前で止まるなど災害時はイレギュラーなことが多く発生するため、経路選定に時間がかかることを実感しました。また、候補にあげた経路も所要時間や空路を利用など、様々な視点を持って検討する必要があり、対応することの難しさを感じました。

次に現場活動の避難所を想定したケーススタディでは、1つのケースに対し、研修参加者の中でも多くの対応すべきポイントが上がり、改めて現場活動での避難者や支援者への配慮、医療ニーズの把握、他団体との連携など、現場で求められる対応の多さとそれに対して優先事項をつけて行動することの大切さを学びました。

午後の研修では、看護師と作業療法士が講師となり、非医療者を中心とした参加者に対して、PPEの着脱や手指消毒、起き上がり・歩行補助などの基礎的な医療・生活介助のサポートを実践形式で学びました。

ジャパンハート 災害支援対策 iER

非医療者にはあまり馴染みのないPPEの着脱や手指消毒については、周囲への感染拡大を防ぐだけでなく、自分自身の身を守るためにも重要であることを改めて認識する機会となりました。
また、起き上がりや歩行補助についても、介護経験がない場合、どこを支えればお互いに負担なく安全に補助できるのかを実践を通して学ぶことができました。
実際に体験することでコツをつかむことができるため、こうした技術は研修の中で繰り返し実践することが重要だと感じました。

研修を通して得た学びと今後に向けて

本研修を通じて、ロジスティクスは支援活動全体を支える重要な役割であることを改めて認識するとともに、環境整備や情報整理、現場サポートなど、多くの役割が求められることを改めて実感しました。災害発生時には、迅速にロジスティシャンとして活動ができるよう今後も知識のブラッシュアップと、研修でのケーススタディなどを通して知識を深めていきたいと思います。

ジャパンハート 災害支援対策 iER

 

災害ボランティア募集

ジャパンハートでは災害ボランティアを募集しております!
年に2回、登録のための研修会を開催していますので、直近の日程については以下をご参照ください。

▼研修申し込みページ
https://www.japanheart.org/join/event/explanation/ier-training.html

なお、研修のお申込み前に、説明会へのご参加を推奨しています。

▼直近の説明会申し込みページ
https://www.japanheart.org/join/event/explanation/disaster-volunteer-2.html

皆様のご参加をお待ちしております。

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