活動レポート

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検査技師だより⑤ バトンタッチ!

up 2024.02.06

カンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」に、新たに日本人の臨床検査技師が加わりました!
広島県にある総合病院に40年勤めた後、長期ボランティアとしてジャパンハートの海外活動に参加した森三郎さんです。

これまで「検査技師だより」を届けてくれていた米倉さんは1月いっぱいで活動を終えて日本に帰国し、森さんが業務を引き継いでいます。
ということで、「検査技師だより」も森さんにバトンタッチして、今回は森さんの経歴やカンボジアに来ることになった経緯などをインタビュー形式で詳しく伺います!

日本国内の病院で長く勤務されていたと聞きました。どうして海外に出ようと思われたのでしょうか。

私は広島県尾道市内にある総合病院で定年退職を迎え、その後再任で数年間働きトータル40年間中央検査室で勤めました。
病院勤務で経験した知識と技術を海外医療ボランティアという形で社会貢献できればと考えジャパンハートに応募したのですが、そのきっかけは約5年前、ジャパンハートの短期ボランティアに参加された感染症医との会話でした。

その方に言われた「森さん、海外では臨床検査技師さんの伸びしろがまだまだあるよ」という言葉がずっと引っかかっていました。
定年退職を迎える頃になり、今後の自身の目標をいかに設定しようかと考えていた際、その会話の一言がひとつのヒントとなって海外医療ボランティア参加の決意をしました。

まず海外青年協力隊(JICA)のシニアボランティアに2022年秋の募集に応募してみましたが残念ながら採用されず、翌年春の募集に再応募を考えネット検索しているとジャパンハートが臨床検査技師の長期ボランティアを募集していることを知り、問い合わせてみました。
気がかりは私のような定年退職を迎えた人材をジャパンハートが採用してくれるかどうかでしたが、3回の面談をへて無事採用となり、去年12月からカンボジアで活動しています。

ジャパンハート 検査技師だより

日本国内ではどのような医療活動をされていたのでしょうか。

40年間のうち30年近くは微生物検査に従事していました。
感染症診療のためのより迅速な結果報告に心がけ、院内感染防止対策委員会にも所属し病原体による院内蔓延阻止のための情報発信等でチーム医療の一員としても活動してきました。

在職中は臨床微生物検査に関わる資格及び修士の学位も取得し、より質の高い臨床微生物検査結果が提供できるよう努めてきました。
また超音波検査に関わる有資格者ではありませんが、長く微生物検査と並行し腹部超音波検査にも関わり、短い期間でしたが心臓超音波検査も経験しました。

カンボジアでの医療活動に戸惑いなどはありませんでしたか。

「ジャパンハートこども医療センター」の検査室で行われている検査項目はすでに日本での病院で経験した項目であったため、機器の操作が自動化か半自動化かという違いはありましたが、違和感なく対応できたように思います。

また長く担当した微生物検査ではグラム染色の知識と経験が活かされ検査依頼も増加しています。
また超音波検査(腹部・心臓)の依頼もこれまで数件あり、今後の依頼に対応していきたいと考えています。

ジャパンハートでの目標や抱負を教えてください。

ジャパンハートでの活動はこれまで経験したことのない魅力的な経験になると考え、自身のスキルアップ、レベルアップにつなげていきたいと思っています。
すでに参加されている日本人ボランティアのみなさんからも刺激を受け、厳しくも楽しいボランティア活動をカンボジアの地で展開できればこの上ない幸せと考えます。
現地の方々との交流も楽しみにカンボジアでの生活を送りたいと思います。

森三郎 カンボジア長期ボランティア / 臨床検査技師

2023年12月からカンボジアで検査技師として活動しています。40年間臨床検査技師として総合病院で勤務し、これまで経験した知識と技術を海外ボランティアという形で社会貢献できればと考えジャパンハートに応募しました。自身のスキルアップ、レベルアップに繋げていきたいと思います。


▼プロジェクトの詳細はこちらから
カンボジア ジャパンハートこども医療センターでの医療活動

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