活動レポート

ミャンマー

2026.05.19

【養育施設Dream Train/ミャンマー】誇らしさと祈りに包まれて 〜得度式の記録〜 

4月、養育施設Dream Trainでは、子どもたちにとって大切な宗教行事である「得度式(とくどしき)」が執り行われました。 

得度式とは、仏門に入り、僧侶や尼僧として修行を始めるための儀式です。敬虔な仏教徒が多いミャンマーでは、人生の節目として広く大切にされている伝統行事であり、子どもたちにとっても、自分自身や家族、地域とのつながりを感じる特別な時間となります。 

ミャンマー誇らしさと祈りに包まれて 〜得度式の記録〜

Dream Trainでも毎年、寺院と相談しながら、できる限り負担を抑えた形で子どもたちを受け入れていただき、必要最低限の形で得度式を行ってきました。 

しかし今年は、里親支援者のお一人より、「子どもたちの宗教や文化を大切にしてほしい」という温かい想いとともに、ご支援をいただきました。 

そのご支援のおかげで、例年以上に、一つひとつの時間を丁寧に重ねながら子どもたちの記憶に深く残る得度式を執り行うことができました。 

得度式は二日間にわたって行われました。 

初日は、子どもたちが華やかな衣装をまとい、丁寧に化粧を施してもらい、馬に乗って町を練り歩きました。普段は元気いっぱいに走り回っている子どもたちも、この日ばかりは少し照れながら、それでもどこか誇らしげな表情を浮かべていました。 

ミャンマー誇らしさと祈りに包まれて 〜得度式の記録〜

小さなころからDream Trainで育ってきた子どもたちが、こうして地域の文化や宗教の中で成長していく姿に、スタッフ一同、胸が熱くなる時間でもありました。 

その後、子どもたちはシュエダゴン・パゴダを訪れ、祈りを捧げました。そしてDream Trainに戻り、頭を剃る儀式や僧衣の献上が行われました。 

子どもたちの表情や雰囲気からは、年齢を超えて「大切な節目に向き合おう」とするまっすぐな気持ちが感じられました。 

翌日は寺院にて、托鉢や法話の拝聴、正午の食事の献上などが行われ、正式に出家しました。 

今回、僧侶となったのはスタッフ2名を含む24名、尼僧となったのは3名です。 

また、スタッフを含む16名の女の子たちが、Thingyan Festival(水かけ祭り)の期間中、7日間の瞑想修行に参加しました。瞑想センターで静かに過ごし、自分自身と向き合う時間は、子どもたちにとってかけがえのない経験になったことと思います。 

ミャンマー誇らしさと祈りに包まれて 〜得度式の記録〜

当日は、多くのお客様に加え、ヤンゴン近郊に暮らすDream Trainの子どもたちのご家族も参加してくださいました。 

家族と離れて暮らす子どもたちにとって、自分の晴れ姿を見てもらえることは、何よりもうれしい出来事です。 

ご支援くださった里親様からは、 

「得度式を挙げた子どもたち、そして参列した子どもたちの、晴れやかで本当に楽しそうな表情が忘れられません」 

というお言葉もいただきました。 

子どもたちの文化や宗教的背景を尊重し、その成長の節目をともに支えてくださる皆さまの存在が、子どもたちの安心や誇りにつながっています。 

子どもたち、ご家族、スタッフ、そして地域の皆さまにとってかけがえのない時間を支えてくださったことに、改めて心より感謝申し上げます。 

Dream Train 那須田玲菜 

▼ 子どもたちの晴れ姿の様子はこちら

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