活動レポート

ミャンマー

2026.07.19

【養育施設Dream Train/ミャンマー】新学期、新たな学びの扉を開いて

6月、ミャンマーでは新学期が始まりました。
養育施設Dream Trainでも、子どもたちがそれぞれ新しい学年を迎え、新たな一年がスタートしています。

現在、子どもたちは全部で6校に通っています。
昨年度までは多くの学校が午前・午後の二部制で授業を行っていましたが、今年度からは、公立校・私立校ともに基本的に午前9時始業へと変更されました。
そのため、これまで分散していた送迎は朝の時間帯に集中することになりました。

徒歩で学校へ向かう子、中型バスに乗る子、軽トラックで通う子。
朝になると、制服姿の子どもたちが集まり、元気な声とともに一日が始まります。

一方、スタッフは慌ただしい朝を迎えています。

「この学校には間に合うかな。」
 「次に出発するのは誰?」

そんな声を掛け合いながら、子どもたちを安全に送り出すため、それぞれが役割を確認し合っています。
新学期は子どもたちだけでなく、スタッフにとっても新しい体制づくりの始まりとなりました。

【ドリームトレイン】新学期、新たな学びの扉を開いて

そして、新学期が落ち着き始めた7月。Dream Trainでは、もう一つの新しい挑戦が始まりました。
教育省認可の「ノンフォーマル小学校教育(Non-Formal Primary Education:以下、NFPE)」センターの開設です。

NFPEは国内情勢や貧困、家庭環境などさまざまな事情により学校教育を受けられなかった10歳から14歳の子どもたちが学び直し、小学校卒業相当の資格取得を目指す制度です。2年間の課程を修了すると、中学校へ進学することができます。

これまでDream Trainには、「勉強したい」という思いがあっても、正式な転校証明書を取得できず、ヤンゴンの学校へ編入できない子どもたちから毎年多くの入所希望が寄せられていました。しかし、通常の学校へ通うことができない以上、受け入れを断らざるを得ない状況が続いていました。

また、近隣の児童養護施設や僧院にも、同じような理由から学校へ通えない子どもたちがいます。
今回、NFPEセンターを開設したことで、そうした子どもたちにも学びの機会を届けられるようになりました。

【ドリームトレイン】新学期、新たな学びの扉を開いて

今年度の生徒は16名です。Dream Trainで暮らす4名に加え、近隣の僧院で生活する12名の子どもたちです。

教室では、Dream Trainで暮らす子どもたちと外部から通う子どもたちが机を並べ、ともに学んでいます。
それぞれ育ってきた環境は異なりますが、「学びたい」という気持ちは皆同じです。

NFPEセンターでは、基礎学力を身につけるための授業に加え、体験型学習や課外活動、外部講師による特別授業なども取り入れていく予定です。

また、ミャンマーの学校には給食制度がないため、外部から通う子どもたちにもDream Trainで昼食を提供し、健康面からも成長を支えていきたいと考えています。

【ドリームトレイン】新学期、新たな学びの扉を開いて

6月には、新学期を迎えた子どもたちを送り出す新しい日常が始まりました。
そして7月には、これまで学校へ通えなかった子どもたちにも、新たな学びの場が生まれました。

Dream Trainでは、これからも変化を恐れず、一人でも多くの子どもたちが安心して学び、自分らしい未来へ向かって歩んでいける環境づくりを進めてまいります。

Dream Train 那須田 玲菜

 

Dream Trainでは、皆さまからのご支援を子どもたち一人ひとりの成長や夢の実現につながる体験・学びの機会に大切に活かしてまいります。
Dream Trainの活動にご関心をお寄せくださる方は、ぜひこちらをご覧ください。
https://www.japanheart.org/lp/dreamtrain/

Dream Trainインスタグラム
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