活動レポート

日本

2026.09.13

【RIKAjob】助産師として分娩施設のない島で働く魅力~喜界徳洲会病院

喜界徳洲会病院にはもう婦人科しかありません。
分娩業務はありませんが、婦人科と外来(看護師業務)を兼任しながら1年と4ヵ月携わっていただきました。


将来海外で助産師として活動したいという思いもあり、RIKAjobを経由し、入職しております。
私の住む喜界島は人口約 6000人で、高齢化率40%を超えており、超高齢社会と言われる日本全国の高齢化率29%と比較しても圧倒的に高齢者の割合が多い島です。


『産むを助ける』の字の如く、助産師の役割といえば分娩介助をイメージするかたがほとんどだと思います。
しかし、この人口と高齢化率である喜界島で現在分娩はできません。

では、喜界島で助産師としての役割は何か?

それは簡単にまとめると、分娩以外の周産期における女性と子どもの助産・看護に加え、小児科、婦人科の診察介助を含める看護です。
助産師としての役割も自分の行動次第では離島という小さなコミュニティだからこそ広げやすく、例えば私は中学生、高校生に性教育をさせてもらう機会を得ました。

ただ、繰り返しになりますが、人口の半分近くを高齢者で占める島ですので、助産師以上に看護師としての役割が求められる場面が多いです。

それは、島に来るまで、主に産婦人科領域で働いてきた私にとって専門職としての役割の幅を広げられることや、自分の好きな分野を知れることなど、この環境だからこそ得られる経験であり、助産師として大切な財産になると感じています。

先日のことですが、離島らしい経験をさせてもらいました。
これは子供のヘリ搬送に看護師・助産師として同乗したことです。
喜界島唯一の病院である私の勤務する病院から、高度医療施設へ搬送する第一選択はドクターヘリです。

しかし、時間や天候によっては、自衛隊のヘリ又は海上保安庁の船での移動になります。
その場合、医師と看護師の同乗が必要になり、この一人として今回自衛隊ヘリ搬送に同乗しました。
救急車で運ばれてきた瞬間から高度医療施設へ患者さんを引き渡すまでの看護が私の任務です。

患者はまだ幼児で、ご家族1人も自衛隊ヘリに同乗します。苦しむ我が子を前に、島ですぐに治療を受けられないもどかしさや、ヘリ移動への不安など家族が受けるストレスもとても大きくなる状況です。
子どもは母親の気持ちを敏感に察知することをこれまで助産師として見てきており、今回の事例でも患者だけでなく、その家族も可能な限り安心して子どもhouと過ごすことができるように努めました。

今回の事例に限ったことではありませんが、看護師としての役割が多い喜界島での活動で、助産師として頼りにしてもらえることや、その知識、経験を活かせること、新たな助産師の役割を見出せることもこの島で助産師として活動する魅力だと思います。

今後は海外で助産師としての活動に挑戦する予定です。
島で得た様々な経験を1人でも多くの人の幸せに繋げられるように精進して参ります。

【RIKAjob】助産師として分娩施設のない島で働く魅力~喜界徳洲会病院

助産師 Oさん

 

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