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ミャンマー養育施設の里子を、沖縄の学校が受入れ。本日、国際言語文化センター附属日本語学校に入学「日本でプログラマーになるために、PCの授業を頑張りたい」

up 2023.01.10

国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜)は、ミャンマーで運営する養育施設Dream Trainの生徒の日本留学を、沖縄県の国際言語文化センター附属日本語学校(代表取締役:金城 宏幸 以下ICLC)及び里親による支援のもと実施、本日その入学式が行われました。

Dream Trainは、貧困等の理由で人身売買のリスクがある子ども達やHIV孤児を受け入れている里親制度の養育施設で、小学生から大学生まで(5歳~22歳)を受け入れています。今回日本留学したMe Htay(以下ミテ)は、少数民族であるアカ族の両親のもとミャンマーの東部・シャン州で生まれ育ち、2010年に入所した現在21歳の女子学生です。

Dream Train内

このたびの留学は、ジャパンハートの支援者(※)よりICLC留学支援の提案を受けたことから実現しました。一名を対象とした受入れに伴い、ジャパンハートで語学力や将来の目標などを踏まえ検討した結果、ミテが選出されました。※ミテの里親は別で存在します
留学にかかる渡航費・滞在費・手続き費は支援者、学費はICLCが全額負担する形での多大な協力を得ています。留学期間は3月末までの3カ月間、滞在地は那覇市内で、ミテ本人は1月5日に初めての国際線に乗り来日、9日に沖縄入りしました。

そして本日、ICLCの短期一般コースに入学。日本語で自己紹介をし、早速クラス分けテストに取り組みました。今後は、3カ月間の学校生活を経て、最終的には日本語検定2級合格を目指します。本人のコメントは以下の通りです。

いつも応援してくれて、ありがとうございます。将来の夢は日本でプログラマーになることなので、学校ではパソコンの授業を頑張りたいです。緊張していますが、色々な国の人と話せばその国のことを知れるし、ミャンマーや優しいミャンマー人のことも知ってもらいたい。日本語ももっと上手になりたいです。
日本の皆さんにこれからも応援してほしいです、私に力をください。

<取材案内>
ミャンマーの少数民族の両親から生まれ、日雇い仕事で生計を立てる家庭のなか9人きょうだいの3女として育ち、将来は日本で活躍するために単身異国の地で奮闘する若者・ミテへの取材を受付中です。ご希望の方は以下までお問い合わせください。

本日のオリエンテーションの模様

クラス分けテスト

本件に関する取材のお問い合わせ

特定非営利活動法人ジャパンハート 
担当:上村・横山
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org

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