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『命を救う 心を救う』が、各地で小学生の課題図書に。

up 2022.05.02

国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜)の創設者である小児外科医 吉岡秀人の半生を描いた児童書『命を救う 心を救う』(発刊:佼成出版社)が、北海道・長野県・長崎県で今年度の課題図書に決定、このたび作者のふじもとみさと氏がその喜びと読者への想いを語りました。

本作(正式タイトル:『命を救う 心を救う 途上国医療に人生をかける小児外科医「ジャパンハート」吉岡秀人』)は、1995年に単身ミャンマーで医療活動を開始して以来、東南アジアの現場に立ち続ける岡秀人の半生を描いた児童書です。昨年の発刊後、「世界の“医療の届かないところ”」の現場や実情を日本の子ども達に伝えるべく、全国の小中学校の学校図書館・公立図書館などで蔵書化されています。

そして教育現場などからの支持により、北海道・長野県・長崎県の課題図書に決定しました。それに伴い、本年5月以降随時、募集が開始される各県・道の読書感想文コンクールの指定本として、多くの児童に読まれることになります。

この決定に際し、作者で児童文学作家のふじもとみさと氏がその喜びとメッセージを述べました。

吉岡秀人 診察風景。カンボジアにて(2019年撮影)

「このたびは、著書『命を救う 心を救う』を指定図書および読書感想文コンクール課題図書に選出していただき、誠に嬉しく存じます。ありがとうございました。
本作では、海外の医療が届かない貧困地域で、医師として多くの命を救ってきた岡秀人先生とジャパンハートの活動について書かせていただきました。
あるとき、吉岡先生は難しい手術の後、『神様。助けてください』と少女の紅葉のような手を握り祈りました。苦しむ患者さんに向き合い、必死に助けようとする姿。助けた命がある一方で、助けられなかった患者さんとの話は、胸に迫るものがありました。吉岡先生の生い立ちや様々な経験を紐解くと、『何がその人にとって最善なのか?』『自分を信じ挑戦する』『人生をどう生きるか』という、力強くも温かいメッセージがちりばめられています。児童書のジャンルですが、大人でも感動する内容です。喜びと悲しみが交差する命の現場で奮闘する岡先生の数々のエピソードが、皆様の背中を押し生きる力となりますように――」

本件に関する取材のお問い合わせ

特定非営利活動法人ジャパンハート 
担当:上村・堀
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org

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