活動レポート
カンボジア
2026.08.28

藤井祐美子看護師は、ジャパンハート・カンボジアの看護チームを長年支え、多くのスタッフを育ててきました。 時には厳しく、時には誰よりも温かく寄り添いながら、一人ひとりの成長を見守り続けてきたその姿は、多くのスタッフの心に深く刻まれています。
藤井看護師がジャパンハートでの活動に区切りをつけた今、彼女とともに働いてきた3人のカンボジア人看護師が、それぞれの思い出や学んだこと、そして感謝の気持ちを語ります。

藤井看護師は、私たち看護師一人ひとりの成長を支え、チームに安心感と方向性を与えてくれる存在です。
その存在の大きさを特に実感したのは、ジャパンハートにヘッドナースがいなかった時期のことです。当時、看護スタッフはとても孤独を感じていました。私たちには導いてくれるリーダーや安心感を与えてくれる存在が必要でしたが、その役割を担う人がいなかったのです。
でも、藤井看護師がカンボジアに戻ってきてくださった時、すべてが変わりました。みんな本当に嬉しく、心から安心したことを今でも覚えています。藤井看護師の存在が、私たちに再び力や希望、そして進むべき方向を与えてくれました。まるで新しいエネルギーを得たような気持ちでした。
この経験を通して、藤井看護師が私たちにとってどれほど大切な存在なのかを改めて実感しました。藤井看護師は単なるリーダーではなく、チームを支え、力を与えてくれる人だと思います。
また、藤井看護師の指導のおかげで、私は自分自身をより信じられるようになり、看護技術だけでなく考え方の面でも成長することができました。どんなにストレスの多い状況でも冷静に行動すること、自分の役割に自信を持つことを教えていただきました。そして、困難な時にはいつも支えてくださり、一番助けが必要な時にそばにいてくれる存在でもあります。
藤井看護師は素晴らしいリーダーであるだけでなく、周囲の人たちに勇気と力を与えてくれる、本当に特別な存在です。

藤井看護師に初めて会ったのは、2018年にジャパンハートで働き始めた時でした。最初はとても厳しく、静かで真面目な雰囲気があり、少し緊張したことを覚えています。しかし、一緒に働く中で、彼女がとても責任感が強く、患者さんやチームのために常にベストを求める人だということが分かりました。
そんな藤井看護師との思い出の中で、特に印象に残っている出来事があります。ある時、私が仕事中に小さなミスをしてしまい、厳しく注意されたことがありました。最初は緊張しましたが、その後、何が問題だったのか、そしてどう改善すればよいのかを丁寧に説明してくれました。その時、私は彼女の厳しさが責任感と優しさから来ているのだと気づきました。その経験のおかげで、私はより注意深くなり、自信を持って仕事に取り組めるようになりました。
一方で、藤井看護師には温かく親しみやすい一面もあります。時間がある時には、みんなでたい焼きを作り、他のスタッフに配ってくれたこともありました。とても楽しく、今でも心に残っている温かい思い出です。
藤井看護師は、ジャパンハートに大きな影響を与えてきた存在だと思います。私自身も、責任感を持って仕事に向き合うことや、どんな時でも落ち着いて冷静に行動することの大切さを学びました。
彼女から学んだことは本当に多く、とても言葉では言い尽くせません。
最後に、心から藤井看護師に「ありがとう」と伝えたいです。
藤井さん、大好きです。

藤井看護師は、仕事のやり方だけでなく、ジャパンハートで働く姿勢や考え方まで、一つひとつ丁寧に教えてくれました。
今、私がシニアスタッフとして、また出張診療活動のリーダーを務めることができているのは、藤井看護師がいつもそばで教え、間違いを正しながら成長を支えてくれたからです。努力を惜しまず、誰に対しても敬意を持って接し、問題が起きた時には決して一人にせず、私たちと一緒に考え、解決へ導いてくれる人です。
一緒に働く中で特に印象に残っているのは、忙しい時でも疲れ切った体で机の上で少しだけ仮眠を取り、すぐに仕事へ戻る姿です。「ここまで患者さんやスタッフのために頑張る人がいるんだ」と強く感じました。その姿勢は今でも私の心に深く残っており、藤井看護師はジャパンハートにとって欠かせない存在だと感じています。
多くのスタッフから厚い信頼を寄せられ、日本人とカンボジア人の架け橋となりながら、患者さんがより良い医療を受けられる環境づくりに携わってこられたことを、とても誇りに思っています。
私が藤井看護師から学んだことは、まず自分で考え、挑戦すること、仲間と協力してより良い方法を見つけること、そして患者さんのために最善を尽くし、チームワークを大切にしながら学び続けることです。
私だけでなく、多くのスタッフが藤井看護師を尊敬し、慕っています。
またいつか、一緒に働ける日が来ることを心から願っています。
3人が語る思い出はそれぞれ違いますが、そのすべてに共通しているのは、藤井看護師がいつも人を育て、支え、前に進む力を与えてくれたということです。
その教えと姿勢は、これからも多くのスタッフの中で生き続け、ジャパンハートの看護を支えていく大切な財産になっていくはずです。