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活動レポート

 

*諸外国とパートナーシップを築く活動*タイの看護学生さんと考える「国際看護」を学ぶ理由とは?

2018.03.10

国際緊急救援事業では、緊急時に備える様々な活動をしています。
災害が起こった時だけの活動ではないんですね。
              
その中の重要な任務として、各国とのパートナーシップを築き上げ、万が一の際には協力活動ができる様にしておく事があります。
このパートナーシップ、実態がつかみにくい、何とも「ほんわか」した響きに聞こえるかもしれません。
 
皆さんも思い当たると思うのですが、何か自分の身に「緊急事態」が発生したとき、とっさに「誰か助けてくれる人」を頭の中で探しませんか?
それと同じ、緊急の時に声をかけて我々の活動を助けてくれる人と、しっかりした信頼関係を築いておくこと、これはとっても大切な事です。
 
さて、その中でも今回は「タイ」でのパートナーシップをご紹介します。
タイは陸アジアの中ではもっとも発展を遂げているリーダー的存在の国です。
私がタイに駐在を始めて2年ほどしかたっていませんが、急激な成長の過程の渦中にいることを肌で感じています。
 
経済だけでなく、教育、医療、保健もしかり。
人々はより良い方向に向かって成長しているようです。
色々と紹介したい事例はありますが、今回はタイの看護学生さんと学ぶ「国際看護」についてお話します。
 
JHとタイとのパートナーシップでは、タイ東北部「コンケン」という県にある大学 Collage of Asia Scholarsの看護学部と一緒に看護人材育成を行っています。

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この看護学部の素晴らしい所は、その教育理念に「(僻地医療を牽引するための)リーダーシップ」を掲げている所です。
それは、なぜかと言うと、タイ僻地医療のモデルプロジェクト「コミュニティナース」育成を手掛けるタイで唯一の看護学部だからです。
学部長先生を始め、ここの看護教員たちは、生徒を僻地保健を守る立派な人物に育て上げたい、と非常に熱心な教育を行っています。
 
実は、タイの看護教育カリキュラムは、教育省とタイ看護協会が協働して管理を行います。
その中にはまだ「国際看護」「災害看護」はありません。
もっと言うと、必須科目と実習でてんてこ舞いですので、カリキュラムにない科目を勉強する動機はないのです。(日本では、必須ですが動機付けを持って学んでいる生徒さんはどれくらいいるんでしょう?)
 
CAS看護学部は、生徒に「ボランティア精神と国際感覚」を身につけて欲しいと思っています。そこで、ジャパンハートが提供できるものとCASが望むもの、これが一致して現在のパートナーシップを築いています。
 
さて、今回ご紹介するのは看護学部3年生と一緒に考えた「なぜ、我々は国際看護(国際貢献)を学ぶ必要があるのか」です。
日本の皆さんは、我々が国際貢献について学ぶ理由についてどの様に考えますか?
 
私は、今回タイの看護学生さんから学んだことがあります。
タイの皆さんは、我々日本人が持つ国際関係に関する基礎的な学識はありません。
ですが、彼ら彼女らが考えた「我々が国際看護・国際貢献を学ぶ必要性」に関する意見は、真髄を突くものだ、と感動しました。

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「海外のことを学ぶことは、我々タイの事を知ること」
「国際的な協力関係に参加することは、タイが豊かになるために必要なこと」
「海外から学ぶことで、我々をもっと知識豊かに、技術向上につながる」
 
私たち日本人が見ない視点。
将来的に学生同士がこの様な意見交換の出来るチャンスが増えればいいな、と感じました。
 
今年もこの看護学部から2名、日本の僻地医療研修に招待します。
またその様子をお伝えできることを楽しみにしています!

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