どんな患者も見捨てない。
“命の最後の砦”
ジャパンハート
あなたの支援で助かる命があります。

たった一度だけでもいい
口内にがんを患う赤ちゃんにミルクを。

貧困家庭の患者は病院で治療を受けられず、ただ死を待つしかないことが少なくありません。ミャンマーで口内にがんを患う赤ちゃんは、私たちが診た時には手遅れの状態でした。それでも、最後に一度で良いから口から直接ミルクを飲ませてあげたい。
お母さんにはお腹いっぱいで眠る我が子の感覚を残してあげたい。
その想いで私たちは手術を決断しました——すべては、“心を救う”ために。

ミャンマー 小児がんの赤ちゃん

私たちが大切にしていること

私たちが20年以上、変わらずに大切にしているのは、
「心を救う医療」という考え方です。
「命」を救うだけでなく、患者や家族、関わる人の「人生」そのものを救う。
その思いを大切に、活動を続けています。

たったひとりで始めた医療活動は
今ではたくさんの仲間や支援者様に支えられています。

すべては、1995年、𠮷岡秀人が単身ミャンマーへ渡ったことから始まります。

オペ台の代わりに木製の物置き台、手術用の糸は買い集めた格安品……医療設備が整っているとは到底言えない環境からのスタートでした。それでも、貧困により医療を受けることができない人々のために治療を続け、カンボジアに病院を開くなど徐々に拠点を拡大し、これまでの治療件数は30万件を超えます。

日本国内でも、災害の救援活動や離島・へき地への看護師派遣に加え、心を救う新たな医療支援のかたちを確立。私たちの「医療の届かないところに医療を届ける」活動は広がり続けています。

ジャパンハート創設者小児外科医𠮷岡 秀人

大阪、神奈川の救急病院等で勤務。
1995年、単身ミャンマーへ渡り医療支援活動を開始。その後一時帰国し、2003年からミャンマーで活動を再開する。
2004年に国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」を設立。
2021年12月 「第69回菊池寛賞」受賞

著書 :『救う力』/『命を燃やせ ~いま、世界はあなたの勇気を待っている~』

ミャンマーの乳児死亡率は
日本の17倍

活動を開始して20年以上が経過した今でも、ミャンマーでは1,000人のうち、35人の子どもが5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。日本であれば救えるはずの病気も、生まれた国が違うことでその子どもの運命は大きく左右されるのが世界の実情となっています。

解決したい課題

私たちはこれらの問題に取り組んでいます。

貧困層に無償で医療を

途上国では人々の収入が少なく、国による保険制度も整備されていません。 そのため、高額な治療費を払えずに、生涯病院に行かれない人もいます。 そこで私たちは、ミャンマー、ラオス、カンボジアなどアジア諸国で無償の医療活動を行っています。

深刻な医療者不足

先進国と比べ、国民一人当たりの医療者数が、圧倒的に不足しています。カンボジアでは、人口1万人あたりに医師が1.9人しかいません(日本は24.8人)
ジャパンハートは現地の若い医療人材を育むことで国の医療を底上げします。

医療技術の遅れ

日本では小児がん患者の8割が助かると言われていますが、カンボジアでは医療技術の不足から高度な医療を受けられず、ほとんどの患者が亡くなります。
ジャパンハートは日本の小児外科チームとも連携して治療に取り組み、現在は小児固形がん患者の入院数が日本の小児がん拠点病院のどこよりも多くなっています。

2021年度 活動実績

その他の活動

ミャンマー
児童養育施設人身売買やHIVの危険から子どもたちを守る
給食センター闘病中の子どもたちに安全な食事を提供
小児がんの
子どもと家族の応援夢を叶える活動を医療者がサポート
離島・へき地
医療支援人手不足の地域医療現場に看護師を派遣

年次・会計報告を公開しています。

ジャパンハートの年次報告書と会計報告書をPDF形式で掲載しています。
ジャパンハートでは皆様からのご支援を、無駄にすることなく有効に活用させていただき、正確にご報告いたします。

しかし、まだ医療が届いているのはたったの5%

皆様のご支援で活動をしてきたジャパンハートですが、世界にはまだまだ貧困に喘ぐ子どもたちがたくさんいます。
現在アクセスできているのは、私たちが医療を届けたい患者数の5%にも及びません。 今も同じ時間にこの地球で、病気や飢餓に苦しんでいる子どもがいます。

あなたも一緒に子どもの命を救いませんか?

私の子は小児がんで、他の病院では診ることができないと言われましたが、ジャパンハートで治療をしてもらい、以前は難しかった自分で起き上がることもできるようになってとても嬉しいです。
(リダちゃん3歳のお母さん)

ジャパンハートの皆さん、手術をしてくださってありがとうございました。ピシスモニーはどんどん良くなって、しゃべったり歌ったりできるようになっています。素晴らしい医師・看護師の皆さんのおかげです。
(ピシスモニーくん1歳のご家族)

創設者メッセージ

苦しんでいる人を助けたいという気持ちは、生まれた時から、僕らの本能の中に眠っているもの。この思いをつなげて、この思いがつながって、僕は今、ここで医療をしているのだと思います。今後も、この思いをつなぎ、日本とアジアの若い人たちを引き連れて、さらに、多くの人のためになるように、精進してまいりたいと思います。

ジャパンハート 吉岡秀人

ジャパンハートとは

「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です。ミャンマー、カンボジア、ラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約25,000件実施。このほか、災害発生時の医療チーム派遣や、日本国内の離島・へき地への医療者派遣、小児がんの子どもの外出支援などを行っています。

主な受賞歴

私たちも支援しています

挑戦者本田圭佑 様

初めまして、本田圭佑です。
ジャパンハートのミッションに共感して、何か少しでも貢献できることはないかと参画させて頂くことになりました。
1人でも多くの人が医療を受けられる世界を皆さんと協力してつくっていけたらと思っていますので、ご協力お願いします。

株式会社セント・フォース取締役 フリーアナウンサー望月理恵 様

「医療が届かない場所に医療を届ける」という理念に共感し、支援させて頂いています。 いま、世界がコロナ禍の状況にあり、国ごとというより地球に暮らすみんなが情報を共有し助け合う時だと思います。
誰もが幸せになる方法やヒントがジャパンハートにあると私は信じてます。

支援者様の声

  • 60代 / 女性

    自身ががんになり、病気で苦しむ子どもたちのために今後何か協力できることがないかと考えたときに、ジャパンハートと出会いました。

  • 40代 / 男性

    2020年8月のコロナ禍で沖縄に医療従事者の派遣をしてくれたことへの感謝の気持ちとして寄付を始めました。

  • 50代 / 女性

    途上国の医療体制で、コロナ禍で、人々の為に活動なさる吉岡先生とスタッフの方々を、同じ日本人として、尊敬し誇りに感じております。

  • 20代 / 男性

    ジャパンハートを知ることは、世界に目を向けることになる。現在、世界で何が起きていて、何が深刻で、何が必要でという現実を知ることで意識がかわると思い、支援することにしました。

  • 30代 / 女性

    たとえ余命わずかな命でも、親子で一緒にいる時間を少しでも豊かなものにするために、無理のない範囲で、継続的に寄付をしたいと思いました。

協賛企業・団体

ジャパンハートの活動は、多くの企業・団体様に支えられています。

寄付金控除について

ジャパンハートへの寄付は、寄付金控除の対象です。

特定非営利活動法人ジャパンハートは、『認定NPO法人』として認定されているため、皆様からの寄付金が寄付金控除等の対象になります。(認定通知番号:3生都管第951号)

税額控除の場合、(寄付金合計 -2000円)×40%=税額控除額となり、10万円を寄付された場合、3万9,200円が所得税額から控除されます。

→ 寄付金控除・領収書の詳細はこちらから

よくあるご質問

Q「マンスリーサポーター」はいつまで続きますか。解約はできますか。

A停止のご連絡をいただかない限り自動継続となりますが、ご連絡をいただければいつでも解約をしていただけます。 解約をご希望の場合はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

Q税金などの優遇措置は受けられますか?
Aはい。ジャパンハートは『認定NPO法人』として認定されていますので、確定申告によって、寄付金控除を受けることができます。個人の方の所得税に関しては、寄付金の最大約4割が還付される可能性があります。 詳しくは、こちらをご覧ください。
Q領収書はいつ届きますか?
Aマンスリーサポーターご登録時に領収書をご希望された方のみ、1月から12月までにいただいた寄付金額の合計額を記した領収書を1枚発行し、翌年の1月末~2月初旬までに発送いたします。