≪参加者の声≫ 医師_ラオス
2004.01.01
「日本に帰ってきてしばらくすると、また次はいつ行こうか考えている」
外科 遠藤 俊治 様 (2015/02 医療活動)※参加5回以上
「ミャンマー、カンボジアと参加し貴重な体験をさせていただいたので、
「参加して得たものは、人との繋がりです。
ミッション中、ラオス人日本人のみなさんと、いろいろな話ができてよかったです。皆さんの熱い想いに心打たれました。」
「現地で苦労したことはとくにありません。
参加するための職場の調整に苦労しました。」
「参加を迷っている方は、”百聞は一見にしかず”なので、
とりあえず参加してみたらいいと思います。」
「外科手術というものはあくまで病める人を救う一つのオプションであってそれが目標では全くない」
小児外科 吉丸 耕一朗 様 (2014/10 医療活動)※参加3回目
「今回は第3回目の短期参加となりました。
「”医療の届かない場所に最善の医療を”というスローガンに私は賛同しております。
このため、国際協力・医療支援という活動は私を奮い立たせます。
しかし当初の私の目的は違うものでした。
今では変わりましたが最初に参加したきっかけは、
日本のような技術革新を遂げた世界での医療ではなく、
過去のまだモノがない中で行う医療を経験し小児外科医としての視野を広げたい、手術を様々な場所で行ってみたいという自分勝手なものでした。
それで現地の方が救われるのであれば、相互利益であるという考えでした。
ラオスでの活動を終え、この考えは変わりました。」
「これまでの活動期間全行程手術ミッションとは違い、
移動診療や病院視察などのプログラムをご用意頂きましたおかげでより勉強させて頂きました。
外科手術というものはあくまで病める人を救う一つのオプションであって、
それが目標では全くないことを体感できました。
むしろ手術を必要とする、もしくは手術を行う「場」を造るためには多くの下準備が必要であり、
それを嫌がるようでは真の外科医ではないと痛感しました。」
「外科医でないと、医師でないと施行できない医療の部分は確かにありますが、
それは医者担当部門的な感じで大きな組織の歯車の一つであると考えられ、
患者及びその家族の啓蒙・指導、医療の必要性の指導・教育、インフラの整備、公衆衛生の向上も課題だと感じました。」
「大事なことは自身の成長や技術の取得、
なにより手術手技の正確性やスピードという大前提もありますが、
自分の知っていること教わったことを指導すること、
現地に残し根を下ろすことが最も大変であり、重要であることを知りました。」