
- ラオス事業部 小児医療プロジェクト担当スタッフ(契約職員)
ラオス事業部で新たに始める小児医療プロジェクトの推進を現場で担当する駐在スタッフ
勤務基本情報
勤務形態 | 契約 |
業務対象国/勤務地 | ラオス |
業務期間 | ■業務開始時期:要相談(2023年4月以降) ■採用形態は現地採用となります。 ■業務期間:4年間(試用期間/あり 契約更新の可能性あり) ※プロジェクト期間が3年間となるため、その準備期間を含めた全期間での駐在を前提とします。 ※ただし、契約は1年単位で行い、双方の合意の下で契約更新を行います。 ※能力や成果等に応じて、契約期間中に正職員への転換をご提案する場合もございます。 ■選考には基本、1カ月から2カ月を要します |
職種 | 経営・企画・広報系 |
募集人数 | 1名 ※定員になり次第、締め切ります |
待遇 |
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給与レンジ | 10~20万未満 |
求める人物像 |
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応募条件・必須要件 |
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応募条件・歓迎要件 |
※必須ではございません
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具体的な業務例
ラオス事業地で新たに始める小児医療プロジェクトの推進を現場で担当する駐在スタッフを募集します。
- 1.事業実施のための助成金等の申請、報告対応
→日本にいる担当者と共に、申請から実施中の報告業務までを、現地の担当者として対応していただきます。 - 2.小児医療プロジェクトにおけるレポート作成、会計業務、その他事務処理業務
→医療事業実施後の会計報告や、四半期に1回のレポート作成、その他同事業に関わる事務処理作業を、現地スタッフと共に行っていただきます。 - 3.医療活動実施中のフォロー業務
→医療活動中は他のスタッフと共に現場に入り、手術着の洗濯や活動地の清掃、医療者のお弁当手配やボランティアの方々のお出迎えなどのフォロー業務を担当していただきます。 - 4.政府、病院、関係団体との渉外業務
- 5.その他、ラオス事業部の業務に関する全般
→小児プロジェクトの担当スタッフとはなりますが、ラオス事業部の一員であることには変わりありませんので、当該プロジェクト以外においても必要な場面においては、ご尽力いただきます。
実際に働くスタッフの声
- この部署・ポジションの特長・特色は?
- ラオス事業部は、10人以下の小チームで活動を行っています。そのメンバーたちと協力しながら、現地の公立病院の医療者達と一緒に医療活動を実施するのが、ラオス事業のスタイルです。ミャンマーやカンボジアのような独自の医療拠点はないため、政府や病院関係者といかに信頼関係を築けるかが鍵となります。
また、外国の団体ということで厳しいルールを求められていたり、そうだと思えば正しい決まりがなかったりと、いわゆる「整っていない」環境に右往左往されながらも、現地スタッフの理解を得つつ物事を前に進めていくというのが、このポジションの役割だと思います。

杉山智哉元ラオス事業部長
- このポジションのやりがいをおしえてください。
- 今回新たに展開する小児高度医療事業は、これまでのラオス事業部の活動の中でも手を出してこなかった分野であり、すべてが初めての挑戦であると言えます。
その分大変なことや、前例がなく手探りになることも実際には出てくるかと思いますが、非常にチャレンジングでやりがいや達成感が得られることも事実でしょう。
国際協力の最前線である現地に居を構え、じっくりとその国の課題と向き合いながら事業を推進することができる、非常におもしろい役割であると思います!

杉山智哉元ラオス事業部長
- どんなスキル・経験が必要ですか?
- 新規の事業を動かすということは、非常にエネルギーが必要になります。さらに言うと、このプロジェクトの期間は長く、準備を入れて4年はかかります。そのため、まずは身も心もタフであることが必要であると言えます。
もちろん、これまでに途上国で事業を展開したことがあるだとか、助成金に関する手続きを経験したことがあるといった方を優遇いたしますが、たとえそれがなくても、やったことないことにチャレンジすることを前向きにとらえ、自身の成長や団体の利益に寄与する活動に取り組めていることを楽しめる心こそが、何よりも重要ではないかと思います。
ただ、もちろんやる気だけでは何ともなりませんので、最低限のビジネススキルは求めたいですね。

杉山智哉元ラオス事業部長
- 杉山さんのこの仕事への想いを教えてください。
- 私もラオスで駐在をしていましたが、少なくともジャパンハートにいるラオス人スタッフは、なかなか頭が固いなと思うところがあります(笑)
でもそれは、国が定めているルールを厳密に守り、NGOとして求められていることに対して真摯に向き合おうとする、まじめな心を持っているとも言えます。
そして、それぞれやりたいことや考えはあっても、その根底にはやはり、ラオスの人々の命を救いたいという想いを持っています。
そんなラオス人スタッフたちと一緒に、ラオスの人々に医療を届ける活動ができるということは、とても誇りを持てることだと思いますし、そのようなメンバーに囲まれてラオスの人に医療を届ける活動ができているという事実を、当時は非常に嬉しく思っていました。

杉山智哉元ラオス事業部長
- さいごに一言
- なかなかハードな内容の募集だと思いますし、正直尻込みする方も多いのではないかと、求人を作成しながらも思っております・・・(笑)
ただ、こういった国際協力の現場で1から事業を作り上げる経験はなかなかできませんし、一度タイミングを逃すと、同じような求人には二度と出会えないなんていうこともあると思います。
現地で担当はしていただきますが、日本からのサポートももちろんありますし、何よりも頼れる現地人スタッフが近くにはいます。
求人票に並べられた文字からは伝わりきらないやりがいや得られるものがたくさんあると思いますので、まずは説明会にご参加いただき、その上でご応募いただけたらと思います。
ぜひ一緒に、ラオスの子どもたちに医療を届けていきましょう!

杉山智哉元ラオス事業部長