
- ラオス事業部 看護師(契約職員)
ラオス事業部のプロジェクトに沿った臨床看護並びに看護管理業務
勤務基本情報
勤務形態 | 契約 |
業務対象国/勤務地 | ラオス |
業務期間 | ■業務開始時期 2023年4月から7月までの間に現地での活動を開始できる方 ※上記より早く業務開始できる場合も歓迎します。 ■採用形態 現地採用 ※部長職以上は日本採用(期間の定め無し) ■業務期間 1年間(試用期間/あり 契約更新の可能性あり) ※2年以上の勤務を基本の想定とし、契約は1年更新。双方の合意により満了前に更に1年毎の更新を行います。 ■選考には基本、1カ月から2カ月を要します。 |
職種 | 看護師 |
募集人数 | 1名 ※定員になり次第、締め切ります |
待遇 |
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給与レンジ | 10~20万未満 |
求める人物像 |
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必要なスキル・経験 |
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歓迎するスキル・経験 |
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具体的な業務例
- 内科外科診療活動時に看護師として活動
- 内科外科診療活動時に現地医療者へ指導を計画し実際に行う
- 内科外科診療活動の計画立案、並びに活動時の医療安全管理
- 活動を円滑に進めるためのシステムや患者情報、物品の管理
- 現地通訳や事務スタッフへの教育的関わり(非医療知識含む)
- 弊団体看護師研修生、インターンへの指導や管理
- ボランティア参加者(非医療者含む)との連絡調整や活動参加の計画管理
実際に働くスタッフの声(インタビュー:吉田真弓)
- この部署・ポジションの特長・特色は?
- ラオス事業部はジャパンハートの病院ではなく、ラオスの病院で活動をします。 そのため海外で医療活動をしていることを強く感じられます。 業務形式は臨床:事務=2:3くらいだと思います(時期によって変わります)。 毎日病院に行かず、活動のための準備や調査をしたり、報告書を書いたりとデスクワークも多いのが特徴です。 デスクワークを通して海外で医療協力をするための仕組みを自然と学ぶことができます。 現在の具体的な活動内容は甲状腺疾患治療に特化した技術移転です。 今後は小児に対する活動も開始する予定です。 関わる人は医療者に留まらないため、看護師としてだけでなく多角的なことを学べるのもラオス事業部ならではの魅力だと思います。

- このポジションのやりがいをおしえてください。
- 臨床が少ないし技術移転で指導が多くて一看護師としてのやりがいが少ないのでは…?と思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。 回数は少ないですが現地の病院に入って現地の人たちと共に活動をするので1回1回がとても濃いです。 そんな活動を通して現地スタッフが成長していく姿を見られるのはやりがいの一つだと思います。 またラオスは多民族国家です。文化の違いと一言でまとめることができない様々な場面に遭遇します。 その中で自分の経験だけでは想像ができない問題が発生し解決できた時の達成感はとても高いのではないでしょうか。

- どんなスキル・経験が必要ですか?
- 看護師としての臨床能力があります!という方はもちろん大歓迎です。 欲を言うと病棟経験だけでなく手術室の経験があると完璧だと思います!(私は研修生の時に手術室のことを学んだだけですが、それでももちろん活動できます) また指導や講義をしていただく場面もあるので、後輩指導の経験が多いと活かせることがたくさんあると思います。 デスクワークが多いので基本的なパソコン操作やビジネスマナーを知っていると即戦力として活躍していただけます。 と言っても、看護師は一般事務業務を習得するタイミングはなかなかないと思います。 今までのスタッフも業務をしながら学んでいました。 事務所の第一言語は英語ですが、全員が流暢な英語を話せるわけではありません。 日本語ラオス語通訳スタッフもいますので困った時に他者に助けを求められることも必要な能力だと思います。 そして何よりも「向き合う力」が必要になってくると思います。 正直、日本とは違う環境で活動するとなると悩まされることは多くあります。 もちろんそれは日本人同士の会話でも意見の違いは発生します。 そういったことが生じた時にどうするのか、人としてどのように向き合っていくのかという姿勢が最も大切なスキルのように感じます。

- 吉田さんのこの仕事への想いを教えてください。
- 私は看護師という仕事が大好きです。 そのため海外で働くと決めた時、毎日患者さんのケアをしている自分を想像していたのですが、全く違うことに驚かされています。 じゃあなぜ、今この仕事を選んだか。 それは「この国のために」という強い気持ちを持つその国の人たちの想いを発揮できる環境を整え支えたいと思ったからです。 「あなたたちを救うのはあなたたちのすぐ隣にいる同じ国のヒーローだよ」と。そして現地スタッフ自ら可能性を広げてほしいと感じたからです。 このように思うのは何度もそういった場面に出会い喜びを感じたからだと思います。 また私自身も活動を通して様々な経験をさせていただきました。 一言では言い表せないですが自分を成長させ可能性を感じることができました。 私と同じように思っている日本人はたくさんいると思います。 その人たちのために出会いの場を整え、人を救うだけでない医療の可能性を広げたいと思っています。 私は世界を変えるなんて大それたことはできませんが、世界を変えることができるであろう彼らを支えたい、そんな想いで活動しています。

- さいごに一言
- ご一読いただきありがとうございます。 このページを読んでいただいたということは、すでに一歩踏み出し興味をもたれているのだと思います。 これからラオス事業は新たなことにチャレンジしていきます。チャレンジは難しいことだらけです。 それは経験があろうがなかろうが生じることだと思います。 今持っている大切な想いと一緒にラオスへ来ていただけると嬉しいです。
