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活動レポート

 

洪水が起きたらサンダルを脱いで、服が濡れないように避難!は正解? ~ミャンマー活動地での災害研修~

2016.11.04

みなさん、日本は災害大国と言われていますが、
災害についてどれくらい関心があって、知っていることがありますか?


ジャパンハートのiER事業では、ジャパンハートの各事業地でも研修を行っています。
支援国の中でも災害の多いミャンマー。
2008年には13万人以上の死者行方不明者を出したサイクロン、ナルギスをはじめ、大規模な洪水は毎年起こり、大切な人命を失っています。
ミャンマーの水害は、他国経済進出などでの憂慮課題という声もあり、毎年の被害を経験しているにもかかわらず、対策の遅れがあります。

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 一方で、日本も過去は阪神淡路大震災から本格的な
 防災対策を開始し、約20年かけて仕組み作りを行って
 きました。新潟県中越(沖)地震、東日本大震災など
 では、都度新たな課題に直面し、改善・取り組みを
 行ってきたと言え、言わば、国策のひとつとして、
 減災への取り組みが進んでいる、ひとつの福利を得て
 いる、と言えると思います。
 
 今回は、ワッチェ慈善病院で働く現地医師・看護師を
 集め、災害、特に洪水について勉強をしました。
 アジアの国々の多くでは、
 災害に関する市民への知識の伝播がまだまだ
 未発達です。
 学校でも医学大学でも災害に関することは教わらない、
 とミャンマー人医師は言っていました。
 

東南アジアでは、洪水が起こるとサンダルを脱いで、衣服は濡れないようにまくり上げて避難するのが普通です。
これに対し、啓発が進んでいる日本では、水害の際の避難時にはどうするべきか、知っている人も多いでしょう。

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 ワッチェ慈善病院の前には、イラワジ河が流れています。
 普段は、ゆったりとした河の流れが美しく、ミャンマーの
 原風景のとも言えますが、
 豪雨によりすぐに氾濫し、村の中まで浸水します。
 
 毎年大丈夫(無事)だから、今回も大丈夫!と言う、
 大変頼もしい洪水への適応力。
 でも、もしかすると次は大丈夫じゃないかもしれない・・・。
 
 今回の勉強会では、このようなミャンマーの習慣が、
 正しいのかどうか、から学び直す機会にしてみました。
 なぜなら、今後はジャパンハートの医療者として、
 緊急救援時への支援活動に参加する大切な人員になる
 ことを目指しているからです。
 


そんな研修も、ミャンマー人にとっては初めて知ることが沢山。
「言われないと分からなかったよ、濡れると困るから靴もはかないし、服もまくるのが当然だから。」とある看護師は感想をくれました。
正しい知識を得て、自分の身を守る。
そして他者を守る。
 
一歩ずつ進んで行こうと思います。

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