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活動レポート

 

【鹿児島県奄美大島】~結いの精神というもの~

2017.11.16

11月に入り、朝と夜はジャケットが必要な季節になってきました。
といっても、昼間はまだまだ暑く半そでの人も多く見かけます。
種類は分かりませんが、セミの鳴き声もまだ聞こえます。
私が働かせてもらっている島は、人口約7000人のサンゴ礁から成る美しい島。
陸から見る海も素敵ですが、飛行機から見る島は本当に美しく、私は今こんなキレイな所に住んでいると、友達に自慢しています。

奄美①.jpgのサムネイル画像

奄美大島の地域には“結いの精神”というものがあるのを知っていますか?
みんなで助け合って生きているという意味だそうです。
高齢化が進むこの島では、一人暮らしの高齢者が多くいます。
近所に高齢な方がいたら、様子を見に行く方もいるそうです。
入院すれば、知り合いだらけ。「○○集落の△△よ」と言えば、だいたい誰か通じます。もしくは、孫、娘と言えば「大きくなって」と話し出します。
95歳の方に、90歳の方が「○○姉さん」と少女のように話しかけています。
「昔、かわいがってくれたのよ」と嬉しそうに話していました。食が進まない患者さんを叱咤激励してくれました。
お互いの結びつきが強く、医療者ではできなかったことをしてくれる時があります。

奄美②.jpg

ここにきて、多くの人が助けてくれます。
海に連れて行ってくれ、サップを体験しました。
島を案内してくれた方もいます。島の歴史を知りました。
飲みに誘ってくれ、いろんな方と知り合う機会もありました。
「何か困っていることはない?」と定期的に声をかけてくれる方がいます。
経験が浅い、私に忙しいなかいろいろなことを教えてくれるスタッフの方々。
その存在で、癒しを与えてくれる患者さん。
ただ、その人のためにというあり方が、ここにはあります。
 
医療者として、一人の人間として私ができることはなんだろう。
私は、真摯に向き合えているのだろうか。
 
アドバンスドナース 長谷部 萌美




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