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活動レポート

 

【宮城県女川町】「地域に存在する・根ざす」とは?

2017.10.28

宮城県女川町に移住して三ヶ月が経ちました。アドバンスドナースの小野です。
現在は、女川町地域医療センターで活動させていただいてます。

建物の印象から病院というイメージがありますが、19床の有床診療所です。
外来と病棟を兼任し、院外にも出て行くフットワークの軽い診療所です。

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地域に存在するという意味

地域に根ざすという意味

私がアドバンスドナースに進んでから問い続けていることです。

 

私は、長期研修に参加する当初は看護師として自立とか、スキルアップとか、成長や経験を積むといった類いのものが脳裏にありましたが、今の自分はそういったものが薄らいでいます。

長期研修を終えてから、看護師としての地位や資格といったもので自分を規定する価値観を見失った感じです。そういったものに重きを置くことをやめ、自分の存在や内面に耳を傾ける。感性に重きを置いた日々を過ごしています。

そういった日々を過ごす中で、町のイベント。「健康をつくる町民のつどい」に地域の看護師として参加させていただきました。


 

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町民を支える診療所の看護師として、診療所では関わる機会が少ない町の人たちと関わり、
健康についての相談ごとを会話の中から拾い上げ、セルフケアが高まるように関わりました。

 

今年は、若年層の参加率を改善するために、母子を対象とした企画も開催されていました。
参加者の人数は把握しておりませんが、参加したスタッフの印象としては若年層の参加者は少ないということでした。

「もっと日頃から健康に留意できたら、病院に担ぎ込まれることも避けられたかもしれないのに…。」

IMG_8417-30-10-17-12-26.JPGと、私自身の心の声が聞こえました。

そこは、本人が病気にならなければ健康の重要さやありがたみは感じ取りにくいのかもしれません。
また、生活を維持することで精一杯な方も多く、健康は二の次になっているような印象を受けます。

 

学生の声を聞いても、
「病気にならなければ健康なんて考えない。」
と、言うことから考えても、予防医学が普及する難しさを改めて実感しました。
私自身も自分が手術を受けるまでは自分の健康に関心を持てなかったので、他人事とは思えないのですが、普段勤務している病院や診療所から外に出て、地域住民と関わったことで、得られた課題でした。

 

他のブースでは、町の保健師や町の健康支援で介入されているNPOアスエノキボウ、協賛企業のスタッフが病気に関する認知が高まる様に食生活、生活習慣、美容に着目してイベントが企画されました。

 



 

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女川町民6668人のどれだけの人と関われているのか実感はないのですが、
街中でお会いする人たちの中で、病院でお会いした方々とも再会しました。
病気を抱えながら地域で暮らしている人たちと一般町民という立場ではなく、
看護師という立場でお会いするのは、こそばゆい気持ちになりましたが、これが地域に密着していることなのかもしれません。


最後に、町民のつどいに参加して嬉しかったことは、IMG_8723-30-10-17-10-51.JPG外来通院されている方と街中でお会いしてとりとめのないお喋りをしたことと、
その方の笑顔がみれたことです。

 

これからも、アドバンスドナースに進んでから問い続けていることを自問し続け、
自分自身の活かし方を模索していく日々は続いていきます。



※右の紙面は女川の広報誌にイベントが掲載されたときのものです。

 



アドバンスドナース   小野
















 

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