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活動レポート

医療活動 

ミャンマー患児来日、オペ成功!

2018.03.22

2018年3月初旬。IMG_3582.jpg1人の男の子が、お父さんの肝臓の一部をもらう肝移植手術を受けるため、ミャンマーから福岡へ飛び立ちました。
 
名前は、オッカー・チョー3歳。
 

生後1ヶ月半で異常に気付き近くの医者に診てもらったが診断がつかず、居ても立ってもいられずヤンゴンの小児専門病院を受診。そして「胆道閉鎖」という両親にとっては聞いたこともない病名の診断がつきました。
そして訳も分からないまま、4ヶ月のちっちゃな体で初めての手術。
 
その時、医師から告げられたのは、
「長くて4歳。あとは肝臓移植しか助かる道はない。」大きな山を越えたばかりの両親にとっては辛すぎる現実。2人はただただ泣くしかなかったそうです…。
 
何とか息子を助けたいとインドやシンガポールでの肝移植の可能性を探り、莫大すぎる費用に落胆しました。それでも、「この子の命を絶対に諦めたくない」と大事に大事に息子を育ててきました。
そして巡ってきた日本での肝移植のチャンス。
「まるで宝くじにでも当たったかのよう。本当に運がいい」と喜びを隠せませんでした。
 
九州大学病院に入院後、すぐに移植に向けての検査や処置を受けました。そして、父と子ともに万全の体制で3月20日、手術の朝を迎えました。
お医者さんセットで無邪気に遊ぶオッカーチョー。
そしてその側には、本当は一番怖いにも関わらず母子を心配させまいと気丈に振る舞うお父さんと、大きな不安を隠して微笑むしっかり者のお母さん。
 
IMG-3682.JPG
そして2人を手術室に見送った後、初めて涙を見せたお母さん。
大きな手術を受けている夫と子どもを、たった一人で異国の地の待合室で待つ不安は計り知れません。

その時にお母さんが話してくれたのは、
「息子が病気を持って生まれたのは自分の妊娠中の不注意のせい」と自分を責めていたこと。
今まで同じ病気をもつ子どもたちを何人も見送ってきたこと。
自分の子どもを失うかもしれないという、何とも言えない不安。
そして、「こんな思いをする人たちがなくなるよう、ミャンマーの医療が発展して欲しい」と。

 
手術室入室から約9時間後、まずはお父さんが無事に手術を終えて出て来ました。
そして、その5時間後、オッカーチョーの手術が無事に終わった旨の説明を医師から受け、安堵から涙ぐむお母さんがいました。
 
今もICUで頑張っているオッカー・チョー。
そして1日でも早くICUにいる息子に会いに行けるよう張り切っているお父さん。
 
やっと大きな大きな山を1つ乗り越えました。
でもこれから拒絶反応との戦いもあります。
まだまだこれからの越えなければならない山はあります。
引き続き、オッカー・チョーの親子の応援をお願いします!

支援でご協力をお願いします

 

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ジャパンハートは九州大学病院と協働し、日本の小児生体肝移植の先進医療技術をミャンマーに伝え、その命を救っています。
これは、子ども達の治療を行いながら、ミャンマー国内の病院でミャンマー人医療者による生体肝移植を実現し、その国に根付く医療を育むプロジェクトです。

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