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活動レポート

医療活動 

シャン州にドップラー寄贈の報告

2017.11.27

今回、吹田ロータリークラブの皆様よりシャン州へ赤ちゃんの心音が聞けるドップラーの寄贈していただきましたの報告致します。

 ミャンマーでは5歳未満児死亡率がアジアの中で最も高い国の一つであることをご存知でしたか?妊産婦死亡率は10 万人あたり400人で、アジアでワースト5に入るという状況です。 

 




今回ドップラーを寄付するシャン州はミャンマーの東に位置し、ミャンマーの州と管区の中で一番広い州です。中国、ラオス、タイと国境を接 しており、東シャン州、北シャン州、南シャン州に分かれて いて、少数民族の一つであるパオ族は南シャン州のタウンジー を中心に約150万人が居住しており、ミャンマー国内で最大 の少数民族です。この少数民族が多く暮らす 地域では医療サービスの遅れ、医療施設へのアクセスの難しさなどから、ミャンマーの中でも特に母子保健分野の支援を必要としている地域であると言えます。

「医療が届かない地域に医療を届ける」といコンセプトで活動しているジャパンハートにとってもこの問題に対応したいという思いを持っていました。


 

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写真:現地助産師さんと一緒に妊婦さんにドップラー実施しているところ

 

 


シャン州の少数民族が生活する地域は山岳地方で、妊婦さんが検査のために市街の大病院を受診することが難しい状況にあります。また、普通の人の平均収入に比べ交通費が高くなることmo

あり異常を発見するための検査のために大病院を受診することが容易ではないのです。そのため妊産婦のケアには身近にいる助産師さんの適切に判断するための検査が必要とされています。

そこで、今回吹田ロータリークラブの皆様よりドップラーを寄付していただくことになりました。ドップラーとは、お腹にいる赤ちゃんの心音を確認する為の機械で、医療者が赤ちゃんの心音を確認し、異常がないか確認する為に必要です。

 

今回、吹田ロータリークラブの皆様とドップラー寄贈予定の助産所のひとつに伺ってきました。

現地には助産師さんと7ヶ月の妊婦さんがおり、ドップラーで赤ちゃんの心音を聞きました。その後、それぞれ村長さんと助産師さんに山岳地帯での母子保健の現状などをお伺いしました。

このようなシャン州の助産所は平均1万人の村の人口に対して助産所1つという割合だそうです。


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写真:吹田ロータリークラブの皆様とドップラー寄贈式にて

 

助産所に行く際、途中からは道の舗装ができておらずバスでの移動が困難であるためトラックの荷台に乗る必要がありました。帰り道、雨が降って坂道が滑りやすくなっておりトラックが一時止まった際には交通手段が極めて難しい山岳地帯の現状を吹田ロータリークラブの皆様と大変実感いたしました。

ドップラーを活用し、妊婦さんと赤ちゃんの状態を判断できる一つの指標として多くの妊婦さんが安全に出産できることを支援していきたいと思っております。

 

 

吹田ロータリークラブの皆様とは今後も協力して様々なプロジェクトを計画していく予定です。

 

 

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