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ラオス

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活動経緯

首都であるがゆえに支援が行き届いていない病院

ラオスの北部及び南部の医療施設や村落を訪れ、約一年かけ、医療の状況を調査しました。その後、首都ビエンチャンにオフィスを構え、活動準備を進めてきました。
JICAが始めて支援をしたのはここラオスであり、多くのNGOや国際機関の支援が入っています。地方の病院を訪れた際も、支援により資機材は整っている印象でした。しかし、調査を進めていく中で首都であるがゆえに支援が行き届いていない病院がありました。そこが、ビエンチャン特別市中心部から車で約一時間のパークグム郡病院です。この郡病院では、処置が困難な症例は中央病院へ搬送するのですが、その適切なタイミングが判断できなかったり、適切な処置ができなかったりするため命を落としてしまう患者さんがいました。
このような状況を少しでも改善するために、この郡病院で医療者の人材育成をし、質の高い医療サービスが提供できるようにすることを目標に医療活動を開始しました。


2013年

ラオス政府と覚書を締結、7月に初の手術ミッションを実施しました。
現在は毎月、医療へのアクセスの悪い地域を中心に移動診療を実施、同時に現地医師へ診察技術指導を行っています。
外科診療を学ぶ機会がなかった郡病院のスタッフに、中央病院で半年間手術トレーニングをする機会を設け、手術の基本的な手技を学んでもらいました。


2014年

ジャパンハートが郡病院で手術ミッションを実施し、本格的に技術移転を開始しました。
また、将来の医療を担う看護学生に関わり、基礎的な看護技術の指導、患者を看る目、考える力を身につけてもらうよう支援を行う予定です。
近年、経済の発展に伴い、交通量は年々増加し、交通事故数も増加傾向にあります。しかし、救急システムは未だ未整備であり、最大の中央病院でさえ一次救命処置を学んでいるのは限られた一部の医療スタッフに留まります。ジャパンハートラオスでは救命処置を学ぶ機会のない医療者に対し、ラオス最大の中央病院マホソット病院で全看護師を対象にBLSトレーニングを実施しています。将来的に医療者だけではなく、一般人にも一時救命処置を学ぶ機会を作っていく予定です。


2015年

2013年より引き続き行っているパークグム郡病院での活動のほか、新たな活動地として、ラオス北部のポンサリー県で活動を開始しました。ポンサリーは、県のほとんどが山岳地帯で、その地理的条件から海草などに含まれる要素が不足しやすく、甲状腺疾患を患っている人が多くいると言われています。しかし、現地の病院施設では十分な治療を行うことが難しい現状にあります。巡回診療で多くの甲状腺疾患の方々を目の当たりにした私たちは、2015年よりこの地域にも医療を届けることにしました。

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2016年

ポンサリー県には甲状腺疾患を患う人々が多く高い医療ニーズがあるにも関わらず、ジャパンハート医療チームの派遣には、山岳地域の悪路を進むため、その移動は天候に大きく左右され、大変な時間を要し、チームが疲労する、活動開始が遅れるなどの課題もありました。この課題解決の一つとして、よりアクセスしやすいにウドムサイ県で活動を開始し、ポンサリーを含む周辺地域の人々も来られるように環境を整えました。
また、2013年から開始したパークグム郡病院での3年事業は一旦終了、新たに病院と相談しながら、次の事業へ移行していきます。

2016年 写真.jpg


これまでの歩み

                                                  
2012年 現地調査の開始
2013年 ビエンチャン特別市パークグム郡病院にて3年事業開始
2014年 「ナムソンちゃん基金」設立
2015年 小児がんのナムソンちゃん来日、手術と化学療法を受ける
ポンサリー県にて医療活動開始
アノマリー(先天奇形)のチャンペンちゃん来日、手術を受ける
2016年 ウドムサイ県にて医療活動開始
パークグム郡病院での3年事業終了
2018年 ウドムサイ県病院にて甲状腺疾患治療における3年事業を開始


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