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活動レポート

東日本大震災復興支援 

【宮城県 女川町】~東日本大震災から7年目を迎えて~

2018.03.25

これから先、10年後、20年後の女川町はどうなっているのでしょうか。

東日本大震災から7年目を迎えた宮城県女川町で活動しています。アドバンスドナースの小野です。
女川町にも、深い悲しみを内に秘めながら、日々を過ごしている人たちが沢山いらっしゃいます。


IMG_9389-28-02-18-04-35.JPG自分の物差しでは、とても推し量ることのできない悲しみが7年目を迎えたとしても、そしてこれから先もずっと残り続けることが日々の生活の中で感じています。
お茶を飲む時に折にふれて当時のことを話される方もいれば、思い出すだけで涙を浮かべる方もいらっしゃいます。
塞ぎ込んでいる方もいらっしゃいます。
命を絶たれた方もいらっしゃいます。
この地に留まることで記憶が呼び起こされるために、この地を離れた方もいらっしゃいます。

宮城県の沿岸部や福島県沿岸部を見て回って感じたことは、津波や原発によって被災した地域が今もなお、穏やかな暮らしというものから縁遠いところにあります。少子超高齢化社会の中で、震災によって更なる人口減少が加速している状況下、地域が存続し続けていけるために今からできることは何でしょうか。そもそも地域を存続させる必要はあるのでしょうか。何のために地域を維持することが求められているのでしょうか。


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当診療所のスタッフ間でも話される話題の一つですが、この町とこの診療所の行く末について、今もなお暗中模索という言葉が私の脳裏に思い浮かびます。当診療所も人口減少に合わせて組織をダウンサイジングというフレーズで縮小方向に移行することが検討されています。どのように縮小して経営を存続させていくか話し合われています。

今後、当診療所がどのような形に変わろうとも、私は受けての地域住民が安心して暮らしを営める生活を支えるという視点を大事にした組織であってほしいと切に願います。

今の私にできることは、目の前にある人の傍にいること、その人の思いを口にする瞬間を待つこと、その人と向き合うために自分が大事にしていることを見続けること、その人と分かち合える日のために今の私にできることをすることです。
それは日々の生活や臨床現場の中に私のやりたいことがあります。
私一個人の力は些細なもので、地域をどうこう、組織をどうこうできるものではないと感じています。しかし、地域住民が穏やかな暮らしを築いていけるために、地域の支えである当診療所の組織や運営を支えるための日々の業務は大事にしています。
 
一つの声かけが住民とスタッフの間に影響を与えます。一つの行動から住民の暮らしや心身に影響を与えます。これらのことを胸に留め、自分自身が周りに与える影響を振り返り、臨床現場で様々な人たちと関わり続け、自分自身を磨いていきます。


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きっと10年後、20年後、世の中が変わろうとも、自分自身の成したいことを一つ一つ愚直に積み上げていくことは変わらないことであり、それをやり続けていくことで変わるものもあると信じています。

アドバンスドナース 小野

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