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活動レポート

 

「カンボジアでの活動を終えて」

2018.02.18

スースダイ!カンボジア アドバンスドナースの沼口 翔子です。
この度、1年半のカンボジアでの活動を終え日本へ帰国します。
 
私はジャパンハート初の試みであった周産期事業へ取り組む一員として活動してきました。思い返せば色んな出来事がありました。カンボジアに着いた直後は飛び込み分娩に寝むれない日が続くことも、初めての超緊急帝王切開で震える手を感じながらも、目の前の命に立ち向かったこともありました。
そのたびに落ち込み、今まで味わったことのない責任の重さに押しつぶされそうになりました。

また、高槻ロータリークラブ様のご支援により、4Dエコーが導入され妊婦健診を開始できました。月200人以上の妊婦さんが健診に来てくれるまでになり、現在の周産期事業の大きな要となっています。
その他にもカンボジアの田舎での母親学級の実施、産褥入院の強化や新人カンボジア人助産師への教育、周辺地域病院への帝王切開指導など、様々な取り組みに挑戦させて頂きました。

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1年半の活動を振り返ると、とても濃いものです。このレポートには書ききれないくらいの
悲しいこと、悔しかったこと、怒ったこと、辛かったことがありました。
正直、楽しかったこと、嬉しかったことは少なかったかもしれません。
それでも、ひとつまみの楽しさがやりがいとなり、今日まで続けられました。

日本で生活していたときも、やりがいを感じて働いていましたが、
助産師・看護師は自分が生活していくための「お仕事」でした。

そして、日本ではたくさんの欲に埋もれて本当に自分が何を大切にして生きたいか見えていなかった気がします。
カンボジアでの生活を通して、色々な雑念やしがらみを捨てられ、本当に自分が大切にしたいことだけが見えてきました。
私が大切にしたいことは、女性とその家族の笑顔です。世界中の人を救うことはできないけど、目の前の命にはちゃんと向き合いたい。もう、ただ、それだけだったのです。こんなにシンプルな結論に辿り着くのに随分時間がかかりましたが、これに気付いてから
助産師・看護師は「お仕事」ではなく「自分が大切にしたいものを守るための武器」に変わりました。

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こんなにたくさんの挑戦をさせて頂け成長できたのは、4年前にカンボジアで出逢い、「一緒に周産期やろう!」と声を掛けてくれ、厳しくも熱心にエコーや会陰縫合などの技術も教えて下さった産婦人科医師の石田健太郎先生、経験が少ない私のことを信頼してくれ仲間として迎えて下さり、一番苦楽をともにして、助産師としても人としても尊敬している助産師の菊地南さん、
私が何度叱っても諦めずについてきてくれたカンボジア人助産師のSokny・Saveoun・Anaty、AAMCスタッフ・インターンのみなさん、短期ボランティアのみなさん、応援してくれた家族・友達・同期、そして何よりご支援者様のお陰です。
本当にありがとうございます。
これからも周産期のチャレンジは続いていきます。引き続きカンボジア周産期事業への応援をよろしくお願いいたします。

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カンボジア アドバンスドナース 助産師    沼口 翔子


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