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活動レポート

医療活動 

『2017年の周産期』

2017.12.27

スォースダイ!(こんにちは!)
カンボジア駐在助産師の菊地南です。
 
今年ももうすぐ終わりですね。
2016年5月にAAMCが開院し、1年半以上が経ちました。
 
殆どが新卒の看護師・助産師と、通訳経験のない通訳スタッフが集まり、これまでみんなでイチから作り上げてきました。そして、多くの人を迎えては送り出してきました。開院当初からAAMCにいる日本人スタッフはわたしだけになってしまい、カンボジア人スタッフも半分ほどメンバーが入れ替わっています。そして、来年から開院する新しい病棟が今建設中です。
始まったばかりの頃は1日10人に満たなかった外来受診者数が、今や1日数十名の患者さんを診るようになりました。はじめは頼りなく、日本人スタッフと一緒に患者さんを看ていたカンボジア人が、今では後輩を教え、ひとりで患者さんを看れるようになっています。
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昨年は、開院と同時にJapanHeart初の周産期事業が始まった年でもありました。
そして今年は、周産期の再出発と、妊婦健診の設立や母親学級、産褥新生児の受け入れなど新たな活動に奮闘した1年でした。
 
ちょうど一年前の今頃、一時妊産婦の受け入れをストップし現地調査のために田舎の病院にひとり滞在していました。現地の助産師や助産師学生と共に日夜病院に寝泊まりして数々のお産を見て、スタッフの一員として赤ちゃんを取り上げ、カンボジアの田舎のリアルな周産期事情を目の当たりにしました。そこで受けた衝撃と悔しさは今でも忘れません。その経験を経て、AAMCでの周産期事業を今後どのように再稼働していくか悩み考えた毎日。
①妊婦健診事業②産褥新生児入院③分娩の3本柱で再スタートした今年。初の試みとなった妊婦健診事業は、健診室のカーテンや椅子を選ぶところから始まり、記録物の作成や健診の進め方までイチから作っていきました。胎児エコーを扱うこと、妊婦健診をわたしたちの判断で行うことの責任感からくる重圧とストレスは想像以上でした。こわい気持ちは今でもあります。悔しい思いもたくさんしました。それでも、ここに訪れてくれる妊婦さんの数は毎月のように増え続けています。
2017②.jpg

























今年の嬉しいことと言えば、カンボジア人の助産師たちの成長です。彼女たちの成長がぐんと見えた1年でもありました。まだまだ未熟なところはありますが、それでも確実に伸びていっています。
2017③.jpg

























『世界の亡くなっていく救えるはずの小さな命を助けたい』と助産師になることを志してから十数年。ここでイチから作り上げてきた周産期の活動は、カンボジアという国や世界規模で見ればとっっても小さいことかもしれません。それでも、わたしはここで活動できていることに喜びと誇りをもっています。
 
今年も一年、大変お世話になりました。みなさまどうぞ、良いお年をお迎えください!
 S__3031045.jpg               「↑AAMC初のbabyとのツーショット。」                

 カンボジア駐在助産師 Minami Kikuchi
                                 
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