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活動レポート

医療活動 

『新生児蘇生法講習 in AAMC』

2018.01.08

スォースダイ(こんにちは)!
カンボジア駐在助産師の菊地南です。
 
 少し報告が遅れましたが...昨年末、AAMCで第3回目となる新生児蘇生法の講習会を開催しました!

写真❶01.jpg一昨年の10月、日本から新生児科の先生が来て講師を務めてくださりAAMCで初めて新生児蘇生法の講習をしてから、定期的な開催に繋げていこうとこれまでやってきました。
第2回目と第3回目は、新生児科の先生の講義を参考にさせて頂きつつ、わたしが講師を務めさせてもらっています。

02.jpg日本で行う新生児蘇生法の講習とは違う部分もありますが、現地の周産期事情や参加者のレベルを考慮した上で内容を組み立てています。マニュアル通りに行うことも勿論とても大切ですが、現場で使えなければ意味のないものになってしまいます。現地の田舎の病院では、【ACTION PLAN  Helping Babies Breathe(HBB)】という簡潔にまとめられたプロトコールが分娩室にあるのを時々目にします。日本では殆ど知られていないHBBだと思いますが、HBBはNCPRと違い、資源や設備の限られた国や地域でも行うことのできる新生児蘇生法を現地医療者に指導し普及することを目的として作られたものです。

03.jpg今回の講義と実技練習には、現地ポンネルー病院の助産師さんたちも参加してくれました。これまでも何度かお話している通り、正常なお産はポンネルー病院の助産師さんたちが扱い、帝王切開や誘発分娩が必要な妊婦さんをAAMCで受け入れるという形で連携をとっています。ポンネルー病院では月に100人ほどの赤ちゃんが産まれています。が、分娩管理や新生児ケアはとても充分とはいえない状況です。
 産まれてくる赤ちゃんのうち、10%の赤ちゃんには何かしらの呼吸のサポートが必要になると言われています。1%の赤ちゃんには薬物投与や気管内挿管などの更に特別なサポートが必要とも言われています。でも、産まれてから直ぐに適切な呼吸のサポートを得られれば、そのような赤ちゃんのうちの90%は蘇生することができると言われてもいます。産まれてから1分以内のケアが特に大切で、素早い判断が求められます。これは直ぐに身に付けられるものでは当然ありません。これからも、みんなで何度も復習し、繰り返し練習していけるようにしていこうと思います。

写真❹04.jpgカンボジア駐在助産師 Minami Kikuchi

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